Amazonにおける出品作業・利益計算・価格自動改定などを一元管理できる管理ツールはたくさんあります。
僕の管理ツール遍歴としては、せどりを始めて3年ほどの期間プライスターを使用し、その後マカドに乗り換えました。
マカドを試用してみてその魅力に引き込まれ、それ以降はマカドを使い続けていますね。
そこで本記事では、長年プライスターを使用してきた僕がマカドに乗り換えた5つの理由をお話しします。
僕がプライスターを使っていた3つの理由
現在、国内転売せどりに取り組んでいて、Amazonをメインの販路に据えているあなた。
利益計算や価格改定を自動化するために管理ツールの導入を検討しているけど、一体どれを選べばいいか迷っていませんか?
今後売上を大きく伸ばしていくために管理ツールは必須中の必須で、たとえ副業だろうが、主婦のお小遣い稼ぎだろうが、早いうちから管理ツールの導入を検討するのは有意義なことです。
僕の場合は、副業でせどりをはじめて4~5ヶ月目、まだ月商100万円にも満たなかった頃から既に管理ツールとしてプライスターを導入していました。
プライスター導入当時の僕の足跡はこちらの記事に詳しく載っていますね。
副業せどりで月商100万円を達成した方法|当時の流れと考えていたことをまとめました。プライスターを導入して以降、約3年もの長期に渡りこれを愛用し続けたんですが、その理由は大きく分けて3つあります。
プライスターを使っていた理由
- インストール不要のWebツールが画期的だった
- 長期利用で月額費用が安くなる制度があった
- 他のツールを試行する労力を惜しんだ
インストール不要のWebツールが画期的だった
そもそも、僕がせどりを始めた当時は有料の管理ツールの種類が少なく、そのほとんどがPCにインストールして使用するツールでした。
価格自動改定の機能が付いているとはいえ、その機能を有効化するには一々PCの電源を入れてツールを立ち上げる必要があったんです。
以下はPCデスク周りの環境を紹介した昔の記事ですが、当時はインストール型のツールも使っていたため、メインで使用するPCの他に、自宅で常にインストール型ツールを稼働させておくための補助用PCを机上に設置していました。
電脳せどりの仕入れを極限まで効率化するパソコン周辺環境を公開!これではPCに大きな負荷がかかるし、別のPCから管理ツールにアクセスすることもできないので非常に使い勝手が悪かったんですよ。
そんなとき登場したのがプライスター。
当時はインストール不要かつWeb上で24時間いつでも自動価格改定してくれるツールってかなり貴重な存在で、管理ツールといえばプライスター一択だったんです。
長期利用で価格が安くなる制度があった
プライスターには、2019年5月までの利用登録者限定の特典として、「2年間継続利用により月額4,800円が月額3,900円に割引される」というサービスがありました。
わずか900円の値下げとはいえ、毎月払い続ける固定費が下がれば年間でみるとなかなか大きな額になりますよね。
僕の場合、4年以上前からプライスターを利用していたため、当然ながらこの月額割引の対象となっており、「この先も固定費が3,900円で済むのはお得だな」とプライスターを使い続けていたんです。
他のツールへ乗り換える労力を惜しんだ
起業家としては宜しくない考え方ですが、長年にわたってプライスターを使い続けていたため、他のツールを試用することに対して面倒な気持ちが強かったです。
機能に対して特別不自由をしているわけでもなく、操作にも慣れ親しんでいるというのに、改めて別の管理ツールを導入するのが億劫だったんですよ。
- 乗り換えに手間がかかる
- 新しく操作を覚える必要がある
- 外注向けにマニュアルを作り直さなければならない
このような労力を考えると、ついつい「今のままでいいや」と思ってしまい、他の管理ツールに目を向けることなくプライスターを使い続けていました。
後発組のAmazon Web管理ツールが登場した
プライスターを使い続けて約3年、その間プライスターの後を追うようにAmazon物販に特化したWeb管理ツールがいくつか誕生しました。
これまでインストール型のツールが現れては消えていき、新たなWeb管理ツールが誕生してもプライスターほど利用者数が多くなく今一つ信頼性に欠けるものが多かった中で、マカドとCappyに関しては利用者数もプライスターと遜色なくサポート面も手厚い優良なツールと言えます。
2019年現在、せどりの管理ツールといえばプライスター、マカド、Cappyの3択と言える状況であり、それぞれ価格や機能が微妙に違うので、この3つのツールからどれを選択しようか日々頭を悩ませるユーザーも多いのではないでしょうか。
僕自身もこれまでずっとプライスターを使ってきましたが、周りの起業家仲間が別の管理ツールへ乗り換えたという声もちらほら聞いたので、とりあえずマカドとCappyも試用してみようと重い腰をあげました。
プライスターからマカドに乗り換えた5つの理由
実際にマカドとCappyを試用してみたところ、Cappyに関しては少し月額料金が安いだけのプライスターの下位互換といった印象があり、Webデザインもかなり簡素でツールの使い心地も一癖あるため自分には合いませんでした。
もちろん、今後改善される可能性は十分にあると思いますし、Cappyに限って辞めたほうがいいとまで言うつもりは全くありません。
その一方、マカドを試用してみたところ、プライスターでは得られなかった操作性や機能性の高さを体感することができ、まさしく今の自分にジャストフィットする管理ツールだと感じたため、速攻でプライスターからマカドへ乗り換える決心をしました。
電脳せどりにおすすめのツールはマカド|体験して分かった稼げる活用術プライスターに比べてマカドに優位性を感じた5つの理由がこちらです。
マカドに乗り換えた理由
- 電脳せどりと相性が良い
- 子アカウントで外注化が容易
- カート獲得率向上を狙いやすい
- ビジネス色の強いサイトデザイン
- 月額料金がプライスターと変わらない
電脳せどりと相性が良い
マカドの操作性はとにかくユーザビリティに優れていて、直感的に全ての操作を行うことができます。
電脳せどりに取り組む僕の場合、仕入れリサーチと同時に管理ツールを使ってどんどん商品を出品していきたいので、簡単な操作で出品できるのは時短にも繋がり非常に使い勝手が良いんですよ。
例えば、仕入れ商品の商品名やJANコードを検索窓に入力するだけで一発登録が可能。
登録した商品には、過去の入力データやデフォルト設定をもとにコンディションやコメントなどが自動入力されているため、基本的には仕入れ価格や上限・下限価格を入力するだけ。
仕入れと同時にその商品を全て登録し、「FBA発送で出品する」ボタンをクリックすれば、出品登録と同時に納品プランが自動で作成されるため、出品登録と納品プラン作成を別々に行う必要もありません。
これだけでも電脳せどりの作業効率が飛躍的にアップするんですが、マカドのさらにすごいところは、納品プラン作成後に多様な操作を行うことができる点にあります。
- 納品プラン中の商品の個数・仕入れ価格・上下限価格・出品価格を変更可能
- 納品プラン中の商品の一部を削除可能
- 納品プラン中に新たな商品を追加可能
- 納品プラン同士を一つにまとめることが可能
- 納品プラン間で商品の移動が可能
とにかく納品プラン作成後にいくらでも修正が効くので、仕入れ時には何も気にすることなくどんどん商品を出品して納品プランを作っていけばいいんですよ。
納品プラン間の商品移動もドラッグ&ドロップで直感的に操作できるので、とにかく便利で簡単。
このような機能はプライスターには搭載されていません。
そのため、プライスターでは慎重に納品プランを作成しないと一から作り直す必要が生じ、無駄な時間を要することになります。
そういった意味で、マカドは電脳せどりと非常に相性がよく作業の時間効率をぐっと高めることが可能です。
子アカウントで外注化が容易
マカドにはあってプライスターにはない機能として最も注目されるのは、子アカウントを作成することができるという点でしょう。
マカドでは、メインアカウントとは異なるメールアドレスとパスワードを設定した子アカウントを作成することができ、この子アカウントでもメインアカウントと同様に自身のユーザーページにログインすることができます。
そして、子アカウントでは利用可能な機能を予め制限することができるため、例えば出品作業のみを外注する場合には価格改定などの機能を制限した子アカウントを外注作業者に提供することができるんですよ。
プライスターを使っていた頃は、さすがにアカウントをそのまま外注作業者に引き渡すのはリスクが大きいので、csvファイルを外注作業者と共有して発送作業時に僕がこのcsvファイルをアップロードすることで商品の出品や納品プラン作成を行っていたんです。
要するに、「せっかく外注化したのにこちらの作業負担が大きい」という状態だったんです。
それが、マカドに切り替えて子アカウントを外注作業者に引き渡すことができるようになり、自分は何もしなくても出品・発送に関する全ての作業を外注作業者に一任することが可能となりました。
カート獲得率向上を狙いやすい
出品商品の自動価格改定はどの管理ツールにも付いている機能ですが、マカドはプライスター比べてより細かい設定を行うことができます。
- 5分単位で時間間隔を指定して価格改定を行うことが可能
- Amazonポイントを加味した価格改定を行うことが可能
- Amazon本体がカートを獲得しているときに特別なルールに基づいて価格改定を行うことが可能
自動価格改定のルールを自分なりに微調整しつつ、トライ&エラーを繰り返すことで、カート獲得率を向上することができるのもマカドの大きな強みですね。
どれくらいの時間間隔で価格改定をするのが効果的なんだろう。
Amazonポイントがカート獲得にどれほど影響があるんだろう。
Amazon本体に対していくらくらい価格を下げればカートが獲得できるんだろう。
考えを巡らせながら価格改定ルールの微調整をすれば、必然的に売上が伸びていきます。
ちなみに、現在の在庫数に対するカート獲得商品の割合が表示されるのも、プライスターにはないマカドの大きな特徴です。
上画像は中古商品も含むアカウントのため、カートの取得率が3.64%と非常に低いですが、この数値を参考にしながら、価格改定条件を自分なりに変更しつつより高いカート権利取得率を目指していくことができるんですよ。
ビジネス色の強いサイトデザイン
プライスターのWebサイトはとてもポップで親しみやすく、独自のキャラクターを使いつつ楽しそうなデザインに仕上がっています。
こちらはサイトトップページの一部ですね。
デザイン面からプライスター導入の敷居を下げて、より多くの顧客を獲得する意図があるのかなと思います。
僕もWebマーケティングを生業にしているのでその意図は十分に理解できるのですが、例えば外注作業者を雇用するときなどの重要な対人関係を構築するビジネスの場において、このポップなデザインが相手に軽い印象を与えてしまうこともあるんです。
現に、外注作業者への作業説明でプライスターの画面を見せたときに、「何か楽しそうですね」とか「簡単にできそうな副業ですね」といった受け答えをされたことがあり、軽く見られてしまっているなと実感したことがあります。
その点、マカドのサイトデザインは落ち着いていて、シンプルでありながらも決して安っぽくないデザインになっているので、相手に軽い印象を与えずに済みます。
事業に取り組む上で、取引相手や雇用関係者に甘く見られないことって結構大事なので、このサイトデザインも大きなメリットだと感じますね。
月額料金がプライスターと変わらない
2019年現在、マカドの月額利用料金は4,800円です。
これは、プライスターの通常利用料金と全く同じですね。
僕の場合は、2年継続利用特典でプライスターの月額料金が3,900円となっていましたが、ここまで挙げてきたマカドのメリットを考えれば月額900円固定費が上がることくらい許容の範囲です。
それに、今この記事を読んでいる方からすれば、プライスターの月額料金値下げ特典は既に廃止されているので関係ないですよね。
マカドとプライスター、同じ利用料金であることを考えれば、その操作性や機能性から明らかにマカドに分があると思ったので、僕はマカドに乗り換えることを決断しました。
僕が現在使用しているツール
管理ツールをマカドに変更してビジネスの実績も伸びた
管理ツールは作業負担を減らして楽になるためのものだと認識している人も多いと思います。
だけど、管理ツールの本当の価値はそれに留まりません。
管理ツールは、人力でこなすには膨大な時間を要する価格改定を自動化してくれたり、あるいは普段の仕入れに費やす出品作業を簡略化してくれたりすることで、非常に多くの余裕時間を捻出してくれるんです。
特に副業でせどり物販に取り組む方にとっては、時間はとても貴重な財産であり、たった数千円程度の投資で毎月十数時間という余裕時間が生まれるって実はとんでもなく大きな価値なんですよ。
僕の場合、せどりでひととおり実績を積み上げた後は、管理ツールを使ったり外注化を図ったりすることで他の作業に使える時間をぐっと増やしました。
その時間を使って、せどりの実績をさらに伸ばしつつ、情報発信に取り組みだしたことで独立起業の足がかりができたんです。
情報発信ブログは稼ぐ手段じゃなく働き方を創る空間。僕がせどりから情報発信へ進んで感じた大きな価値。情報発信でも月収100万円を超える実績を生み出せるようになりましたが、それもこれもマカドという自分に合った管理ツールで極限まで時間効率を高めてきたからに他なりません。
終わりに
以上、僕がプライスターからマカドに乗り換えた理由を5つ紹介しました。
マカドの機能詳細やさらなるメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
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