• 情報発信ブログは稼ぐ手段じゃなく働き方を創る空間。僕がせどりから情報発信へ進んで感じた大きな価値。

    副業してるんですけど、いずれは情報発信もやった方がいいですかね?

    『Life Buffering Media』の運営や、コンサルティングの提供をしてると、そんな質問を受けることが多々あるんですけど、絶対にやった方がいいです。

    “いずれは”じゃなくて“今すぐ”に。

    なぜなら、今や情報発信ブログは単なる稼ぐ手段ではなく、働き方そのものを創り出す空間へと進化しており、自己実現のために必要不可欠だからですね。

    ほとんどの人は、情報発信を副業の一つというくらいにしか捉えていないんですよ。

    • せどりやアフィリエイトで実績が出たし、情報発信すればもう一つ収入の柱が増えるかも…
    • でもせどりの作業で忙しいし、情報発信やってる時間なんてあるかな…

    そんな風に情報発信に向き合っていて、せどりやアフィリエイトと同列の「お金を稼ぐための一つの手段」としか考えていなかったりします。

    だけど、そんな考え方は前時代的でもはや古臭いもの。

    情報発信は、あなたにお金以上の大きな価値をもたらす、理想の世界へと飛び立つための自由の翼。

    カッコつけて言うならそんな感じでしょうか。

    僕自身も今、『Life Buffering Media』の運営を基軸に、Webマーケター、コンサルタントとしてビジネスの可能性をどんどん広げていますし、情報発信ブログをとおして現在進行系で「働き方も収入も自分の思うままに創り上げる」ことが出来ています。

    そこで本記事では、“稼ぐため”だけに留まらない情報発信ブログの価値と、実際に自分がせどりから情報発信へと歩みを進めてどのように世界が開けていったかをお話していきたいと思います。

    情報そのものに対する価値が薄れてきた

    情報発信が如何に素晴らしいものだと言っても、従来のように「ただ情報を垂れ流すだけのお金稼ぎの手段」としてブログを運営していては、一生自分だけの働き方を創ることは出来ません。

    むしろ、そんなやり方ではもはやお金を稼ぐことすら出来なくなっているのが現状ですね。

    • 個人が発信可能なSNSなどのメディアが急激に増加した
    • 情報発信で稼ぎたいと多くの人が参入した
    • ユーザビリティ向上によって情報へアクセスしやすくなった
    • ネット上に膨大な情報が溢れかえっている

    理由は様々ですが、今となってはただ情報を垂れ流すだけのブログは価値がどんどん薄れてきています。

    情報なんて手に入って当たり前で、そこにブランド価値なんてもはやないんですよ。

    僕が副業でせどりを始めたころは、個人が情報発信出来るメディアがブログくらいしかなくて、ユーザー間の双方向コミュニケーションが取りにくい時代だったし、情報発信ブログ自体が少なくてネット上でせどりに関する情報を手に入れることも難しかったので、まだ情報そのものに価値がありました。

    僕自身も、右も左もわからない状態で情報発信ブログに載っていたノウハウに大いに助けられたし、得体の知れない情報発信者であっても、「情報を提供してくれること」に意味があったので、「この人から稼げるノウハウを手に入れよう」とコンサルを受けたこともありましたね。

    情報が人を呼び、情報がお金を生み出す。

    そんな時代だったんです。

    だけど、あらゆる情報が自分の思いどおりに手に入るインターネットの世界で、誰しもが個人として識別され双方向コミュニケーションが可能になった今、「どこの誰だかわからないあなたが提供するありふれた情報」には価値が見いだせなくなってきているんですよ。

    よく、「今は情報化社会だ!」「情報には大きな価値がある!」なんて言われていますが、その考え方すらもはや古い時代に突入してきたということですね。

    現代における情報発信ブログは自分自身を発信する媒体

    情報そのものの価値が薄れている今、情報発信ブログにおいて大切なことは、自分の体験やこれを踏まえた独自の考え方に基づいて情報を提供すること、つまり“自分自身を発信すること”です。

    情報に価値を感じてもらうのではなく、情報発信者に価値を感じてもらう。

    これが現代版の情報発信ブログのあり方ですね。

    今や、いくら有益な情報を持っていたとしても、それをただ垂れ流すだけでは没個性的で何の魅力もなく、むしろ「ダサい」とすら思われてしまう時代。

    例えば、SNSでひたすら「こうすれば稼げます!」「稼げるノウハウはこちらです!」と宣伝して回る情報発信者を見ても、その人自身に魅力を感じることはなく、「なんだコイツ、ダサい商売してるな」なんて思ったことはないでしょうか。

    また、せどりの情報発信ブログで仕入れのやり方をひととおり勉強していく中で、「稼げるツールはこれです!」と紹介されても、その人から購入しなければならない理由はないわけで、「他にいっぱい特典を付けてくれる人がいたらそっちで買おう」なんて思うんじゃないでしょうか。

    • この人と付き合っていきたい!
    • この人となら理想を共有できる!
    • この人じゃなきゃダメだ!

    そうやって発信者自身に共感や憧れを抱いて好きになることで、その人から商品やサービスを購入したいと思うものなんですよね。

    僕はちょうど、「情報を垂れ流すだけの無機質な発信ブログ」が終焉を迎えて、「自分自身を踏まえた情報発信で読者と感情的な繋がりを築くブログ」が出てきた転換期に、せどりの実績を活かして情報発信をはじめようと思い至りました。

    といっても、当時はそんなことわからなかったし、言語化している人もいなかった(僕が気が付かなかっただけの可能性が大いにあります…)ので、「とりあえずせどりで稼ぐ方法を記事にでもすれば、自分も情報発信で稼げるようになるだろう」くらいのふわっとした気持ちだったと記憶しています。

    ところが、いざブログを更新しはじめても何の手応えも感じない。

    PV数は徐々に上がってきたけど、読者さんから「コンサルをしてください」なんて連絡が入るわけでもなく、ツールや教材を紹介しても買ってもらえるわけでもなく、どうやってマネタイズすればいいんだと。

    そもそも僕より実績のあるせどらーなんて掃いて捨てるほどいたし、膨大なコンテンツ力を誇る有名なせどりブログもたくさん登場していたし、僕なんかが今更参入しても無理なんじゃないかと。

    当時はまだ、「情報発信ブログは情報を公開してお金を稼ぐ手段」としか考えられていなかったので、稼げないんだったらやる意味ないし、それならせどりに集中した方がいいのかなとも思いましたね。

    なにより、「こうすれば稼げます!」「こんなツールおすすめです!」みたいな記事を淡々と更新する自分が心底ダサいなと思えてきて、これが情報発信の意義だとするなら、自分はこんな生き方をしたいんじゃないんだよなーと悩みました。

    だけど、それでも情報発信に断ち切れない未練があった。

    なぜなら、ネット上でいろんな情報発信ブログを読んでいると、せどりやアフィリエイトで何百万円という人一倍大きな利益を生んでいるわけでもなく、大量のノウハウをばんばん公開しているわけでもないのに、情報発信で大きな収入を生んでいる人がいるから。

    そういった人たちの情報発信ブログでは、ただのお金稼ぎではなく、その人独自の働き方で理想のライフスタイルを創り上げている様子を生き生きと感じることができ、とても鮮やかで眩しいメディアに見えたんですよね。

    • いいなぁ…
    • 憧れるなぁ…
    • どうすればそんな魅力が出るんだろう…

     そんなシンプルな疑問から、ノウハウや実績を超えて「この人好きだな」と思わせてくれる発信者にコンタクトをとり、Webマーケティングやブランディングを教わるコンサルを受けたことが、当『Life Buffering Media』の本当のはじまりと言ってもいいかもしれません。

    そのコンサルティングで学んだ情報発信は、情報ではなく情報発信者に価値が生まれる「自分そのものの発信」であり、まさにコンサルを受ける前に自分がその発信者に抱いた感情こそ、情報発信が生み出す大きな価値の答えだったんですよ。

    そして、これを踏まえて『Life Buffering Media』が僕自身を発信するメディアへと変貌していったことで、自分を取り巻く環境は大きく変化していき、「自分の好きなことを仕事にする」ことが出来るようになっていきました。

    自分を発信すれば自分だけの働き方が創られる

    「情報発信とは何か?」

    自分自身を発信する情報発信に力を注ぐようになった今、このような質問に対して明確な答えが出来ました。

    情報発信とは、それは単なるお金稼ぎの手段ではなく、自分だけの働き方を創造する空間

    情報そのものではなく、自分自身に価値を感じてもらったり、共感や好意を抱いてもらったりすることにより、自分と受け手との間で同じ価値観を共有する空間が生まれます。

    この空間の中で自然と「やりたいことを仕事にして収入を生み出す」ことが出来ることこそ、現代の情報発信における最大の価値。

    自分だけの充実度の高い働き方で楽しく収入を生んでいくというライフスタイルは、最高にクールで幸せな生き方であり、これを実現するための場を生み出すことこそ情報発信なんですよ。

    例えば、僕は当『Life Buffering Media』において、自分の体験を踏まえてこんなことを繰り返し語っています。

    自分だけの働き方を発明すれば、1日24時間全てが充実感で満たされたライフスタイルを築き上げることができ、努力することすら苦にならないまま自然と大きな収入を生んでいける。

    これって、自分が本心から思っていることだし、以前の僕のように『今の働き方』に疑問を感じて副業でもやってみようかと動き出した人に伝えたいことなので、ただ情報を垂れ流していた頃に比べると格段にブログ運営が楽しいんですよ。

    そして、そんな楽しくて仕方がないブログ運営をとおして、僕自身の理念や考え方に共感してくれる人が少しずつ集まってきて、『Life Buffering Media』が理想像を共有する仲間同士で双方向コミュニケーションがとれる空間へと変化していきました。

    ここで出会った人たちって、ただ情報にコンタクトをとってきたわけじゃなく、僕自身にコンタクトをとってきた人がすごく多くて、本当に“仲間”って感じなんですよね。

    ただ情報を垂れ流しているだけだった以前はあり得なかった形で、人との繋がりが生まれていったわけです。

    そうすると、この空間の中で自分だけの働き方が自然と創り上げられていきました。

    • これから自分だけの働き方を創るために行動しようと意気込んでいる仲間へ、個人間でコンサルティングを提供したり。
    • 「ブログデザインをしたいけど、自分にはそのスキルがない」という仲間へ、ブログデザインが出来る別の仲間を紹介したり。
    • 理想像を共有する仲間が皆、互いに関わり合って自分らしい働き方を創っていくために、より密なコミュニケーションが可能なビジネスサロンの運営準備をしたり。

    自分が立ち上げた空間の中で、仲間どうしが関わり合って様々な形で「やりたいことを仕事にする」ことができ、これにより自分だけの充実感で満たされた働き方が徐々に創り上げられてきたんです。

    僕は、自分だけの働き方を創ることって、お金を稼ぐことなんかよりはるかに尊いと思うんですよ。

    もちろんお金はたくさんある方がいいんだけど、会社や組織の中で他人から与えられた仕事をこなしたり、ひたすら既存の労働作業を繰り返したりするよりも、自分だけの特別な働き方を創り上げた方が最終的には大きな収入が得られます。

    それも、精神的にも肉体的にも苦痛を伴わない幸福感で満たされた仕事で。

    ネットビジネスの情報発信ブログを始める人へ|作り方の手順を一から丁寧に解説します。

    終わりに

    自分自身を発信する情報発信で受け手と理想像を共有できる空間を作っていけば、どんどん自分のやりたいことを仕事に出来るようになっていき、自分だけの最高にクールで自由なライフスタイルを創り上げることが出来るようになっていきます。

    堀江貴文さんのように、様々な事業を展開する起業家をみて、「この人なんでこんな色んなことできるの?」って疑問を持つことがあるじゃないですか。

    あるときは宇宙事業でロケットの開発に関わったり、あるときはJリーグのアドバイザーに就任したり、あるときは豆腐生チョコをプロデュースしたり。

    その道のプロでもないのに、なんでこんなに色んなことが出来るんだと不思議に思うかもしれませんが、これこそまさに情報発信の力と言えるでしょう。

    自分自身をさらけ出した情報発信により、価値観を共有する仲間と繋がり合って、「自分が本当にやりたいこと」を実現できる空間を創り上げているからこそ、思い立ったときに何でも出来るライフスタイルで収入を生むことが出来ているんです。

    もちろん、そんな起業家に比べると僕なんてまだまだちっぽけな存在ですけど、少なくとも「ただせどりの作業をするだけの人」から一歩進んで『Life Buffering Media』の運営をはじめたことで、一気に世界が開けて働き方も激変しました。

    もしも今の働き方、ひいてはライフスタイルそのものに疑問を感じてモヤモヤとした日々を送っているなら、是非情報発信に挑戦してほしいなと思いますね。