• 中古ゲームせどりの仕入れ商品紹介part.5|周辺機器を目利きで見つけよう。

    ここ何年かにわたって何度も繰り返し仕入れている中古ゲーム商品を紹介します。

    中古ゲームは、新品とは異なり値下がりリスクが低いため、非常に安定して収益化しやすいジャンルです。

    仕入れのポイントをざっとおさえたら、あとは店頭でもフリマアプリでもネットショップでもいいので、どんどんリサーチを繰り返してスキルアップを図っていきましょう。

    僕の場合、副業時代にせどりをはじめたころ、最初の1~2ヶ月がむしゃらにリサーチを繰り返していたら、いつの間にか売れ筋の商品が頭に入っていました。

    副業せどりで月商100万円を達成した方法|当時の流れと考えていたことをまとめました。

    商品数自体が少ない分、集中して取り組めば短期でスキルアップできる分野なので、ぜひ取り組んでみて欲しいと思いますね。

    それでは今回は、最近売れた商品の中からピックアップしたゲーム周辺機器を紹介します。

    ただ商品を覚えるのではなく、仕入れのポイントをしっかり抑えて他の商品リサーチにも応用していきましょう。

    前回の紹介記事はこちらから。

    中古ゲームせどりの仕入れ商品紹介part.3|付属品を考慮した仕入れ基準について。

    このシリーズを最初から読むならこちらから。

    中古ゲームせどりの仕入れ商品紹介part.1|最低価格にとらわれない仕入れ基準について。

    ゲーム周辺機器はハードごとに数種の売れ筋商品がある

    今回紹介する中古ゲームは、初代プレイステーションのゲームコントローラーです。

    といっても、純正のコントローラーではなく、こちらの『ネジコン』という商品になります。

    メルカリから仕入れた商品で、仕入れ価格は730円、販売価格は1,747円となりました。

    実際の販売履歴がこちらになりますね。

    ※管理ツール『マカド!』の表示画面。

    利益額は374円、利益率にして21%です。

    一販売で大きな利益をとれる商品でないにしても、古い商品のため極端に値下がりするようなリスクもなく、仕入れてFBA倉庫に納品しておけばいつの間にか売れてくれる『安定利益商品』ですね。

    ゲーム周辺機器は種類が多い上に、売れ筋ランキングの低い中古商品が多いので、「リサーチするだけ時間の無駄」と考えがちです。

    特に、スーパーファミコンやプレイステーションといったような発売から十数年経っているゲームハードの周辺機器の場合、需要が低く売れない商品が多いですから。

    だけど、そんなレトロゲーム周辺機器の中には、今もなお安定して売れ続けている商品が数種存在します。

    今回紹介しているネジコンもそのうちの一つですね。

    モノレートで確認してみると、発売日が25年以上前の商品であるにも関わらず、3ヶ月で21個も売れています。

    3ヶ月の売れ筋ランキンググラフはこちら。

    突発的に売れているのではなく、安定して売れ続けていることがわかりますね。

    このネジコンはプレイステーション用の周辺機器ですが、他にもスーパーファミコンやプレイステーション2といった古めのゲームハードにも一定の需要がある周辺機器が眠っています。

    決して売れ筋商品の種類は多くないけど、これらの周辺機器を理解しているかどうかで今後の仕入れ量も変わってきますね。

    純正じゃない周辺機器こそ穴場

    上述したように、今回紹介する『ネジコン』はソニー純正のコントローラーではありません。

    ナムコが開発したゲームコントローラーです。

    なので、現在30代でプレイステーションどハマり世代の僕みたいな人にとっても、あまりなじみがなく、ひと目見ただけではどのハードに対応しているコントローラーなのかすらわかりません。

    だけど、そんな非純正の周辺機器こそ積極的にリサーチしていくべきです。

    もちろん、ゲーム本体やゲームソフトに比べる売れ筋の商品が見つかる可能性は低いので、最初のうちは「全然売れてない商品ばっかりだしリサーチの時間が無駄だなぁ」と思うかもしれないです。

    実際僕も、中古ゲームせどりをはじめた当初は周辺機器のリサーチが一番面倒で嫌いでした。

    何となく見覚えのある純正コントローラーなんかだと、一応リサーチしておくかと思えるんですよ。

    だけど、何がなんだかわからない周辺機器って無視してしまいがちじゃないですか。

    ただしここで重要なのは、自分が「面倒だ」とか「どうせ売れないだろう」とか思っているということは、自分以外の人たちもそう思っているということ。

    そんな中、この『ネジコン』のように、誰も目を向けようとしない非純正商品でありながら、しっかり売れ続けている商品を見つけることができれば、この先はずっとブルーオーシャン。

    誰も見向きもしないけど、自分だけは売れることがわかっている!

    そんな無敵状態になるので、非純正の周辺機器は意外と穴場ですよ。

    リサーチされていない商品を目利きで仕入れる

    ここまで話してきたとおり、中古のゲーム周辺機器はハードごとに売れ筋の商品が数種類存在しており、これらの商品は「リサーチが面倒だ」という理由で他の人があまりリサーチしていない穴場となっています。

    • 売れ筋商品の種類は多くない
    • 誰もリサーチしたがらない

    そんな現状を踏まえると、売れ筋の中古周辺機器を覚えることはそんなに難しいことではないし、覚えてしまえばリサーチ時に目に入った瞬間仕入れ判断ができます。

    要するに、周辺機器は目利きでの仕入れに適しているということですね。

    例えば、ブックオフやハードオフといったメディア系中古商品を取り扱う実店舗では、箱も付いていないような古いゲーム周辺機器はワゴンで投げ売りされていることが多いです。

    こういったワゴンの中をひと目見ただけで、

    お!このコントローラーはよく売れるヤツじゃないか!
    なんて目利きができると、効率的に仕入れができるようになり、時間効率も上がっていきます。

    「せどりで稼ぐ」といっても決して魔法のようなノウハウが存在しているわけじゃなく、多くの成功者は日々のシゴトの中でライフハックを意識し、圧倒的な効率化を図ることで収益を伸ばしているものです。

    徹底的な効率化がせどりの収入アップに対する大きな武器になる!

    効率良く仕入れることは、魔法のようなノウハウを探すことよりも、遥かに大きな収益を自分にもたらしてくれるので、目利きでの仕入れが出来るレベルまで自己成長を遂げることはめちゃくちゃ有意義なんですよ。

    メルカリやヤフオクのまとめ売りが狙い目

    今回、この『ネジコン』はメルカリで仕入れましたが、フリマアプリやオークションサイトで古いゲーム周辺機器を仕入れる場合は、まとめ売りの出品を狙うと比較的仕入れやすい傾向にあります。

    例えば、こちらはメルカリのとある出品ページなんですが。

    『プレイステーション本体2個』という出品で、写真の中には複数の商品が写っていますね。

    これら全て込みで2,500円という形式で販売されているわけです。

    出品者からすると、不要なものを処分する目的でメルカリを利用するわけですから、なるべくまとめて販売した方が効率的。

    しかも、古い商品だとなかなか買い手がつかないので、複数の商品をまとめてお得感を演出することで何とか売り抜こうとします。

    なので、古めのゲーム商品はメルカリやヤフオクといった市場でまとめ売りされていること多いんです。

    そして、もう一度上記の写真に戻って、オレンジ枠のところに注目してください。

    さりげなく『ネジコン』が写り込んでいますね。

    出品者からすれば、何気なくまとめ売り出品の1つとして付けただけなんでしょうけど、こちらとしては『ネジコン』が売れ筋の商品であることが分かっています。

    しかも、写真に小さく載っているだけなので、他のせどらーたちが気づくこともなく、自分だけが着目するポイントになると。

    このように、メルカリやヤフオクなどにおけるまとめ売り出品は、意外な掘り出し物となる周辺機器が含まれていることも多く、売れ筋の中古周辺機器を押さえていれば簡単に仕入れることができるんです。

    これ、結構大事なポイントなので、今後メルカリやヤフオクでリサーチを行うときには着目してみてください。

    終わりに

    売れ筋商品の種類は少ないながら、他人が着目しない分、自分だけが仕入れできるブルーオーシャンとなり得るのが中古のゲーム周辺機器です。

    是非この記事を参考に、周辺機器のリサーチにも積極的に取り組んでみていただければと思います。