• 中古ゲームせどりでがっつり仕入れができる稼げるジャンルとは?

    僕は中古ゲームの仕入れが得意でして、中古ゲームがせどりに取り組む上での収入の柱になっています。

    中古ゲームといっても、ゲーム機種には様々な種類があり、その中でも稼ぎやすい機種のゲームソフトと稼ぎにくい機種のゲームソフトが確実に存在します。

    当然ながら、稼ぎやすい機種のゲームソフトを重点的にリサーチした方が仕入れ効率は高まるわけで、1時間を仕入れに費やすにしても稼ぎにくい機種のゲームソフトからリサーチするより稼ぎやすい機種のゲームソフトからリサーチした方が圧倒的に仕入れ点数が増えていきます。

    特に忙しい会社員が副業でせどりに取り組む場合など、会社帰りに1時間だけブックオフに寄って仕入れを行うとか、寝る前の1時間だけパソコンを使ってリサーチするなんてこともあるので、短時間で多くの商品を仕入れるためにも稼ぎやすい機種のゲームソフトから調べていくのは基本原則と思って下さい。

    そこで本記事では、中古ゲームせどりの初心者に向けて、稼げるジャンルを具体的に説明していきます。

    ゲームのジャンルとは

    以下では、ゲーム機種ごとのゲームソフト群を総称して「ゲームのジャンル」といいます。

    現在では様々な種類のゲーム機が発売されており、Amazonでよく売れているゲーム機種に絞って列挙すると、これだけのジャンルが存在します。

    過程用据え置きゲーム機
    スーパーファミコン(SFC)

    プレイステーション1~4(PS1~PS4)

    ゲームキューブ(GC)

    ニンテンドー64(64)

    セガサターン(SS)

    ドリームキャスト(DC)

    XBOX, XBOX360

    Wii, Wii U

    携帯ゲーム機
    ゲームボーイ(GB, GBC)

    ゲームボーイアドバンス(GBA)

    ニンテンドーDS(DS, DS Lite, DSi, DSi LL)

    ニンテンドー3DS(3DS,3DS LL, New3DS)

    プレイステーションポータブル(PSP)

    プレイステーションVita(PS Vita)

    ゲームショップなどの各種メディアショップでは、これらのジャンルごとに棚分けされてゲームソフトが販売されていることが多く、「どのジャンルの棚からリサーチをするか」が仕入れ効率アップの大きなカギとなります。

    もちろんこれは、電脳せどりにおいても同様で、膨大なゲーム商品の中から、仕入れしやすいカテゴリ・ジャンルに絞った上でリサーチを行う方が圧倒的に効率的です。

    ただし、SFCやGBといった発売日の古いジャンルについては、取り扱っている店舗と取り扱っていない店舗があり、取り扱っている店舗でもレトロゲームとして一括りにされている場合が多いので注意しましょう。

    これだけ多くのジャンルが存在するゲームですが、どのジャンルにもAmazonでよく売れる人気ソフトが必ず一定数存在していますので、全く仕入れが出来ないジャンルこそありませんが、「利益が取れる商品の割合が多いジャンル」は確実に存在しますので、これを覚えておくことが大事です。

    稼ぎやすいレトロゲーム

    ここで、結論を先に言いますと、中古ゲームせどりにおいて利益が取れる稼ぎやすいジャンルはずばり「レトロゲーム全般」です。

    いつからいつまでの年代のゲーム機種をレトロゲームと呼ぶかと言えば、明確な区切りがあるわけではありませんが、主に以下のジャンルを稼ぎやすいレトロゲームとして覚えておくといいです。

    1. スーパーファミコン(SFC)
    2. プレイステーション(PS1)
    3. プレイステーション2(PS2)
    4. ゲームキューブ(GC)
    5. ニンテンドー64(64)
    6. ゲームボーイカラー(GBC)
    7. ゲームボーイアドバンス(GBA)

    比較的発売日が古いものの、初代ファミコンやPCエンジンといった超レトロ系のゲームほどは古くないゲームですね。

    レトロゲームは最新のゲームに比べると売れ行きのよいソフトが少ない傾向にあります。

    最新機種の方が需要も高く売れやすいゲームが多いのは当然のことですよね。

    一見すると、売行きがよいソフトが少ないというのは仕入れを行う上でデメリットに感じるかもしれませんが、むしろ逆で、売行きがよいソフトが少ないことは仕入れを効率化する上では大きなメリットになります(詳細は後述)。

    また、レトロゲームには、売れ行きがよいソフトの全体に占める利益が取りやすいソフトの割合が高いという特徴があります。

    例えば、最新機種で売れ行きの良いソフトが1000種類あったとして、そのうち仕入れれば利益を取れるソフトが20種類あったとします。

    これに対して、レトロゲームで売れ行きの良いソフトは100種類しかないものの、そのうち利益の取りやすいソフトは10種類も存在するという感じですね。

    その具体的な理由については、以下の記事も参考にしてください。

    ゲームせどりの特徴を徹底解説!3種類のゲームでバランスよく稼ごう!

    ところで、仕入れの可否判断は以下の3つのステップで行うのが一般的です。

    仕入れの可否判断
    Amazonで売行きの良い商品かどうかをモノレートで確認する

    出品した際の想定販売額を商品の出品者一覧ページから予測する

    FBA料金シミュレーターで利益が取れるかどうか確認する

    売れない商品を仕入れても意味がないので、まずはAmazonでの売行きを調べるわけですが、実店鋪に出向くたびに全頭検査で全ての商品をリサーチしていては時間がいくらあっても足りないため、多くのゲームせどらーは売れ筋の商品を大まかに記憶しています。

    最新機種の場合は、ほとんどの商品がまだ需要の高い状態なので、売行きの良い商品の種類が膨大でこれを覚えきることは難しいのですが、レトロゲームの場合は、一部の根強い人気を誇る商品のみが需要の高い状態なので、売行きの良い商品の種類が限られており、簡単に覚えることができます。

    つまり、レトロゲームの仕入れはある程度リサーチを繰り返せば売れ筋の商品が頭に入るので、仕入れ可批判における最初のステップである「Amazonでの売行きを調べる」という行為を省略することができ、圧倒的に効率が上がります。

    次に、出品した際の想定販売額を予測し、仕入額と比較して利益がとれるかどうかを確認するわけですが、前述のとおりレトロゲームは売行きが良いゲームソフトの全体に占める利益が取りやすいソフトの割合がかなり高いため、利益がとれる商品を見つけやすいのです。

    売れ筋のレトロゲームさえ記憶しておけば、あとはそのソフトが利益をとれるかどうか確認するだけであり、レトロゲームは利益がとれる程度の仕入額設定であることが多いので、スムーズに仕入れを行うことが出来るわけですね。

    以降では、レトロゲームがなぜ稼ぎやすいのかをもう少し深掘りして解説していきます。

    Amazonの販売価格が安定している

    レトロゲームは販売からある程度年月が経過しているので、どのゲームソフトも需要と供給のバランスがとれている状態と言えます。

    このため、レトロゲームはAmazonの販売価格が安定しているという特徴があります。

    例えば、とあるレトロゲームソフトのAmazonでの最低価格が1,000円だったとします。

    このゲームソフトは、販売から何年も経っており、1,000円という価格で需要と供給のバランスが均衡している状態を保っているのであって、何か特別な事情がない限り需要と供給のバランスがいきなり崩れることは考えづらいため、この先も1,000円という適正値から販売価格が大きく上下することはないのです。

    つまり、レトロゲームはAmazonにおける販売価格が安定しており、利益をとれる仕入値の基準がいつでも同じなため、安定した仕入れを行うことができるのです。

    以前に仕入れることができた商品は、同じ仕入値で仕入れることができれば同じ利益がとれるわけですから、安定して稼げるわけですね。

    付属品が多い

    レトロゲームは、1つの商品における付属品が多いという特徴があります。

    付属品一例
    外箱

    内箱

    説明書

    ゲームソフト(複数の場合もあり)

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    Amazonにおける購入者の中古ゲームソフトのニーズは様々で、プレイするために購入する人もいれば、コレクター商品として購入する人もいます。

    そのため、レトロゲームの場合は付属品の有無やコンディションに応じてニーズの異なる購入者へ向けた販売ができるという強みがあるのです。

    このゲームソフトは、Amazon最安値よりも遥かに仕入れ値が高いなぁ…

    そう思っても、付属品が完品でコンディションが良ければ、最安値よりも数百~数千円高く売れる場合もあり、最安値だけ見ていると見過ごしがちな利益をとれる商品がたくさんあるんです。

    もちろん逆もしかりで、付属品もなく汚れの目立つゲームソフトであっても、プレイ目的の購入者のニーズに合致すれば十分購入してもらえます。

    属品の有無やコンディションによって販売価格は大きく変化するため、仕入れの幅も広がりますね。

    実店舗の値付けが甘いことが多い

    これは主に実店舗で仕入れを行う場合のメリットなんですが、実店舗って実は値付けが甘いことが多いんですよね。

    そもそも、レトロゲームは、ゲーム好きのコアなファン層がネットショップや専門ショップで購入することが多いという特徴があります。

    このため、ライトユーザーが立ち寄るメディアショップなどの実店舗では需要が低いと言えます。

    ふらっと立ち寄ったメディアショップで古いゲーム機種のソフトを衝動的に購入する人はなかなかいないですよね。

    そうなると、最新機種の中古ゲームソフトは商品相場に合わせて適正に値付けされているケースがほとんどですが、レトロゲームは実店鋪での需要が低いので相場に合わせた値付けを怠っている店舗も多く、このような店舗からは多くの商品を仕入れられる可能性があります。

    もちろん、レトロゲームの値付けが以上に高い実店鋪もあるのですが、逆に異常に安い実店舗を見つければ、その店舗は宝の山になりますよね。

    僕自身も、実店鋪での仕入れをメインに行っていた頃は、「この店舗は値付けが甘くて仕入れしやすいな」という店舗をいくつか持っており、こういった店舗を中心に仕入れに出向くことにより仕入れ効率の向上を図っていました。

    レトロゲームの棚を中心にリサーチを展開

    このように、中古ゲームせどりにおいてはレトロゲームが稼ぎやすいジャンルになります。

    なので、中古ゲームを販売している実店鋪で仕入れを行う場合は、まずレトロゲームの棚からリサーチしていくことをおすすめします。

    電脳せどりでゲームを仕入れる際も同様に、まずはレトロゲームのジャンル・カテゴリに絞ってリサーチを行う方が効率的な場合が多いです。

    なお、ここで注意すべきこととして、最新ゲームだからといって全く稼げないというわけじゃないことを覚えておいてください。

    例えば、新品せどりでは最新ゲームの方がセールの対象になることが多いので圧倒的に稼ぎやすいし、レトロゲームと最新ゲームの境界に位置づけられるようなWiiやDSといったジャンルでも利益を取れるソフトはたくさん眠っています。

    ただ、レトロゲームの場合、他のジャンルに比べると利益をとれる商品を見つけるのが簡単だし、実店鋪におけるレトロゲームの専有面積は小さいので時間をかけずリサーチ出来るので、効率の良い仕入れを行うことができるのです。

    要するに優先順位の問題であり、より少ない時間で最大限の仕入れを行うためには利益がとれそうな場所から仕入れをはじめた方が圧倒的に効率がよく、そういった意味でレトロゲームを優先することをオススメします。

    終わりに

    中古ゲームせどりを行うにあたって仕入れやすいジャンルはレトロゲームですので、まずはこれを中心にリサーチしてみましょう。

    早い段階で仕入れができるという感覚を掴むと、より自信をもって今後の仕入れに取り組んでいくことができます。

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