• 金持ち父さん貧乏父さんから学ぶせどらーの目指すべき姿とは?

    皆さんは『金持ち父さん貧乏父さん』という本はご存知ですか?

    ネットビジネスや投資に興味を持った人の多くが最初に読む本で、全世界で数千万部発行されている有名な本なので、説明不要かもしれませんが、読んだことのない人がいれば一読をオススメします。

    これを読んだからといって急にネットビジネスで稼げるようになるというわけではないのですが、少なくともこれまでの働き方に対する認識が一変するので、例えば今会社員として働く中で収入を増やす手段を模索しているのであれば本書を読む価値はあるかなと思いますね。

    この本では、世の中の収入の性質を4種類に区分したESBIクワドラントというものが提唱されており、4種類の収入の性質のうちお金持ちになれるのは2種類しかないと解説されています。

    せどりを含めネットビジネスに取り組む理由は人それぞれで、必ずしもお金を稼ぐことが最終的な目的ではないはずですが、それでも「今より収入を増やしたい」というのがネットビジネスを始める最初の衝動であるケースは多く、自分の取り組んでいるネットビジネスはお金持ちになれる性質なのか否かは気になるところですよね。

    そこで本記事では、せどりに取り組む人たちがESBIクワドラントのどの性質に属するのかを説明していきます。

    取り組み方次第でせどりの性質は大きく変わり、それによって収入を増やしていけるか否かが違ってきますので、是非最後まで読んでお金持ちになるためのせどりの取り組み方を身に付けてください。

    ESBIクワドラントとは?

    ESBIクワドラントにおける収入の性質はこの4種類です。

    • E:従業員(employee)
    • S:自営業者(Self-employee)
    • B:ビジネスオーナー(Business owner)
    • I:投資家(Investment)

    従業員には、サラリーマンやアルバイト、派遣社員等の他者に雇われて働く人が該当します。

    自営業者は、フリーランスのライターや個人事業主等、人に雇われてはいないものの自分自身が労働作業を担わなければ収入がなくなってしまうような人が該当します。

    従業員と自営業者を合わせて労働者という区分ですね。

    ビジネスオーナーは、起業家等、日常業務を従業員やツール等に任せて自分自身はそれほど労働作業をしなくとも収入を得られる人が該当します。

    投資家は、株、FX、仮想通貨といった対象に投資する存在で、投資対象の価値上昇によって自分自身が労働作業をしなくても収入を得られる人が該当します。

    お金持ちになれるクワドラントとは?

    『金持ち父さん貧乏父さん』では、従業員・自営業者に該当する人達が一生お金のために働き続ける労働者であり、ビジネスオーナー・投資家に該当する人達が自分で働かなくてもお金が勝手に働いてくれるお金持ちであると説明しています。

    E・Sに属する人がお金持ちになれず、B・Iに属する人がお金持ちになれるというわけですね。

    労働者の場合、自分の労働量に応じて収入が入るわけですが、人に与えられた時間は1日24時間と限られており、労働時間が有限であり以上は労働量にも限界があります。

    つまり、いくら働いても収入の大幅な上昇は見込めず、いつまでたっても裕福にはなれないのに忙しく働き続けないといけないのがE・Sに属する人達です。

    一方、ビジネスオーナーと投資家の場合、自分の労働量とは全く関係なくお金自体が働いてくれます。

    お金がお金を生み出すわけですね。

    お金が増えれば次に生み出されるお金も増えていくわけで、必死に働かなくても収入はどんどん増えていき、その結果時間的自由を手に入れながらもお金持ちになれるのがB・Iに属する人達です。

    普段労働者として会社に属して働いていると、自分自身の労働時間が収入に直結するため、時間的自由と金銭的自由が両立するなんて思いもしないのですが、ビジネスオーナーや投資家の立場からすると、収入を増やすためには自分以外の人やモノを使って組織全体の労働時間を増やすことが一般的であり、これにより自分の作業時間はどんどん減っていくので、金銭的自由と時間的自由が両立するわけです。

    せどらーの属すべきクワドラントとは?

    せどりに取り組む人、所謂せどらーが属するクワドラントは一概には決まりません。

    他者に雇われて取り組むことではないので「従業員」ではないし、せどりは投資ではなくビジネスなので「投資家」ではないことは確実ですが、「自営業者」としてせどりに取り組むのか「ビジネスオーナー」としてせどりに取り組むのかはその人次第です。

    そして、自営業者はお金持ちになれないクワドラントであり、ビジネスオーナーはお金持ちになれるクワドラントであることから、せどりは取り組み方次第で収入が大きく変わるビジネスなのです。

    本当の意味でお金持ちになりたいなら、ビジネスオーナーとしてせどりに取り組む必要があるわけですね。

    なお、何度も言いますが、ビジネスに取り組む目的は決して「お金を稼ぐこと」ではなく、もっと本質的な目的があるはずです。

    例えば、僕自身の最終的な目的は「自分だけのストレスフリーで自由な働き方を発明して、その働き方で楽しく収入を増やしていく」生き方をすることであり、働き方を創り上げることこそ重要であってそれに応じて収入はついてくると考えています。

    ビジネスに取り組む目的を明確にしておくのは、これから本当に満足の出来る生き方をデザインしていく上でとても重要なので、以下の記事も読んでみてくださいね。

    ネットビジネスのコンサルを受ける前に!失敗しないコンサルの選び方とは?

    ここで、僕のように「お金を稼ぐこと」そのものがビジネスに取り組む目的でない人も多いと思いますが、それでも自営業者ではなくビジネスオーナーとしてせどりに取り組むことが重要であることを覚えておいてください。

    お金持ちになることだけが目的じゃなかったとしても、ビジネスオーナーでなければ時間的自由と金銭的自由を両立させることは出来ないわけですし、何より自営業者として労働作業を繰り返す働き方は会社で上司から与えられた仕事をこなし続ける働き方と変わりがなく、それでは自分だけの働き方を創ることなんて出来ないのです。

    そんなわけで、普通に考えればどんなせどらーであれビジネスオーナーとしての働き方を目指すべきなのですが、ほとんどのせどらーが自営業者として労働作業を繰り返しているのが現状です。

    ネット上で情報発信をしているせどらーでも自営業者に属している人は多く、金額的にはそれなりに大きな収入を得ていたとしても労働者として作業に追われている場合が多々あります。

    • 自分で商品を仕入れる
    • 自分で梱包する
    • 自分で出荷する
    • 自分で値決めする

    このようにほとんどの作業を自分でこなすことは、労働者の思考でお金を稼いでいるだけであり、やっていることはサラリーマンと全く一緒なので、想像を超える大きな収益は望めないまま一生労働作業に時間を費やす生活が続いてしまいます。

    現在、労働者マインドに縛られてただ作業を繰り返しているせどらーは、労働者マインドから脱却してビジネスオーナーになりましょう。

    ネットビジネスで稼ぐために労働者からビジネスオーナーへマインドを変えよう!

    単に労働作業をこなし続けるのではなく、雇用や外注化、ツール導入などをつうじて、お金を払ってでも自分がやらなくていい作業を人やモノに任せていくことが必要なわけです。

    なお、ビジネスオーナーになるというと、雇用による組織化が必要と考える人が多いですが、必ずしもそうではありません。

    例えば僕自身の場合、出品、価格調整、売上など管理はツールを導入して自動化し、商品の梱包、発送といった作業は外注化していますが、雇用による組織化は行っておりません。

    なぜなら、組織化を行うことにより管理業務が増え、個人としての自由度が下がってしまうと、自分だけの理想的な働き方を創り上げるために時間を費やすことが難しくなるからです。

    組織化は必ずしも全ての人にとって悪いことではありませんが、僕自身は既存の物販ビジネスを拡大することを目的としていないので、積極的には行っていないということですね。

    以下の動画では組織化のデメリットについても触れているので、参考にしてみてください。

    参考 せどりで月収0円から月収100万円達成する流れSouheiオフィシャルチャンネル

    終わりに

    せどりをとおして本当の意味でお金持ちになるには、ESBIクワドラントにおけるE・Sの労働者に留まらず、Bに相当するビジネスオーナーになる必要があります。

    お金持ちになるというのは、決してより多くお金を稼ぐことのみを指すのではなく、時間的自由も含む自分の理想とする生き方を実現することを意味するので、ビジネスオーナーとしてせどりに向き合うことは必須と言えます。

    簡単なことからでいいので、自分がやらなくても良い作業についてはお金を使ってでも人やモノに働いてもらうという考えを持つといいですね。

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