• せどりに必須のモノレートの見方とは?仕入れ判断に最も重要なモノレートの各情報を抑えよう。

    せどりで仕入れの可否判断をするときに、モノレートというサイトを使う必要があります。

    参考 モノレートmonorate

    特に、パソコンを使って電脳せどりに取り組まれている方であれば、スマホの仕入れアプリを使って商品の売れ行きを確認する機会はあまりないと思うので、モノレートは必須とも言えます。

    ということで本記事では、せどり初心者の方に向けて、モノレートの基本的な見方について具体的に説明していきます。

    なお、本記事でモノレートの基本的な見方を抑えたら、こちらの記事で最新版モノレートを使った仕入れリサーチの流れを学んでみてください。

    最新版モノレートの見方を徹底解説。入金額や販売数から最速で仕入れ判断を行う方法。

    モノレートで商品情報を検索

    まずはモノレートを開いて、商品情報を検索しましょう。

    検索窓に以下のいずれかを入力します。

    • 商品名
    • JANコード
    • ASINコード

    商品名で検索する場合、似た名称の商品が検索に引っかかってしまうので、カテゴリーも絞っておくとより効率的に目的の商品をモノレート上で見つけることが出来ます。

    ちなみに今回は、カテゴリー『ゲーム』を選択し、ニンテンドーゲームキューブソフトの『大乱闘スマッシュブラザーズDX』を商品名で検索しました。

    すると、10件の商品がヒットし、一番上に目的の商品情報が表示されましたね。

    なお、商品のJANコードやASINコードが分かっているのであれば、そちらで検索した方が確実です。

    JANコードは13桁の数字、ASINコードは10桁の英数字で表される商品番号で、ネットショップの商品ページに番号が載ってることも多いので、もしも載っていたらそちらをコピペしてモノレート検索を行いましょう。

    例えばこちらは楽天ブックスの商品ページですが、赤線で示したとおりJANコードが記載されていますので、こちらの商品をモノレートでリサーチする際には、このJANコードをコピペすればいいわけです。

    モノレートの商品ページの詳細

    目的の商品を検索したら、実際にその商品ページを開いてみましょう。

    上段

    商品ページの上段では、主に以下の情報を確認することができます。

    • 商品情報(発売日、カテゴリ、ランキング、各種商品コード)
    • コンディションごとの最安値
    • 最安値で売れた際の入金額
    • コンディションごとの出品者数

    商品情報

    商品情報に関しては、特に注目すべきポイントはありません。

    ここでのランキングは「現時点での売れ行きランキング」を表すものであり、数ヶ月にわたるロングスパンでの売れ行きを表すものではないので、あまり気にしないようにしましょう。

    過去3ヶ月にわたって全く商品が売れていなくても、たまたま今日1つ商品が売れたら、このランキングが跳ね上がります。

    「ランキングが高いから売れ行き良さそうだな!」と判断しないように気をつけてください。

    最安値

    コンディションごとの『最安値』は、新品、中古それぞれについて、現在の出品最安値が表示されています。

    これだけを見て出品価格を決めるわけにはいきませんが、少なくともネットショップでの仕入れ価格がこの最低価格を下回っていたら仕入れは出来ないので、仕入れ可否判断の最初のフィルタとして機能しますね。

    入金

    『入金』は、最安値で商品が売れた場合に、販売価格からAmazon手数料を差し引いて出品者の手元に入金される額を表しています。

    ただ、この『入金』に関する表示は最近になって実装された機能であり、正しい数値が表示されないこともたまにあります。

    今回の場合、『入金』の欄が空欄になっていますね。

    基本的には、後述するFBA料金シミュレーターで入金額を計算した方が確実なので、『入金』の欄はあまり気にしなくてもいいです。

    出品者数

    『出品者数』は、新品、中古それぞれの現在の出品者の人数を表してます。

    当然のことながら、少なければ少ないほどライバルがいないわけですから、自分が出品した際に商品が売れやすいと判断することができます。

    便利ボタン

    ちなみに、以下のボタンは、仕入れ判断を行う上で確認すべきURLへ直接飛ぶことができる便利ボタンです。

    特に重要なのは、『商品詳細』『FBA料金』『出品制限』の3つのボタン。

    『商品詳細』は、Amazonの商品ページへ直接飛ぶことが出来ます。

    『FBA料金』は、FBA料金シミュレーターという利益計算サイトに飛ぶことが出来ます。

    本当に仕入れられる?FBA料金シミュレーターで想定利益を算出しよう!

    『出品制限』は、その商品がAmazonで出品を制限されていないか確認することが可能なページへ飛ぶことができます。

    いずれも仕入れの可否判断を行う際に必ず使いますので、ここでは「重要なボタンなんだな」ということだけでも覚えておきましょう。

    中段

    商品ページの中段では、主に以下のグラフを確認することができます。

    • 最安値の推移グラフ
    • 出品者数の推移グラフ
    • 売れ行きランキングの推移グラフ

    右上に「3ヶ月」「6ヶ月」「12ヶ月」「すべて」という4つのタブがあり、選択した期間の各グラフを表示させることができます。

    画像では3ヶ月間のグラフを表示させていますが、もっと長期にわたるグラフの推移を見たいと思えば、「6ヶ月」や「12ヶ月」を選択すればいいわけです。

    最安値の推移グラフ

    『最安値』の推移グラフは、新品と中古それぞれの最安値が指定期間(3ヶ月)でどのように推移したか表示されます。

    また、中央にその平均値が記載されています。

    平均値に対して、現在の最安値がいくらかを見ることで、「今の価格設定は適正かどうか」を判断することができます。

    今ですと、新品最安値の平均値が38,900円に対して、現在の最安値も38,900円なので、適正な価格設定がされているであろうことが推測できるわけです。

    出品者数の推移グラフ

    『出品者数』の推移グラフは、新品と中古それぞれの出品者数が指定期間(3ヶ月)でどのように推移したか表示されます。

    また、中央にその平均値が記載されています。

    グラフを見ると出品者数の移り変わりは一目瞭然で、グラフだけで「今は通常に比べて出品者数が多いのか少ないのか」判断出来るので、平均値はあまり使いません。

    ランキングの推移グラフ

    『ランキング』の推移グラフは、商品が属するカテゴリーにおける売れ行きランキングが指定期間(3ヶ月)でどのように推移したか表示されます。

    グラフが下に折れ曲がったとき(ランキングが上昇したとき)、商品が売れたということになりますので、このグラフがより密に上下しているほど、指定期間でたくさんの商品が売れているということになります。

    また、中央にその平均値が記載されています。

    本商品のカテゴリーはゲームですので、ゲームカテゴリーの中で3ヶ月間の平均ランキングが914位だということですね。

    上述したとおり、モノレートの商品ページの上段に表示されるランキングは、あくまで現時点でのランキングを表すものであり、突発的に商品が売れてランキングが上がっているだけかもしれないので、この平均ランキングを見てやることが重要です。

    『ランキング』グラフの推移と、平均ランキングの順位を見て、「この商品はどれくらい売れる商品なんだろう?」と予想を立てていくことが出来ます。

    本商品であれば、平均ランキングがゲームカテゴリーの中では相当高く、グラフを見てもかなり密に折れ曲がっているので、1ヶ月に数十個以上商品が売れているであろうことが予測できます。

    1日最低1個売れていると仮定しても、1ヶ月で30個売れるわけですからね。

    下段

    商品ページの下段では、以下のデータに関する過去数ヶ月にわたる毎日の推移を確認することができます。

    • 売れ行きランキング
    • 新品出品者数
    • 新品最安値
    • 中古出品者数
    • 中古最安値

    言ってみれば、中段に表示された3つのグラフを数値化したデータがここに表示されているわけです。

    より詳細な分析をしたい場合にこのデータを見ることもありますが、初心者のうちはあまり気にしなくてもいいかもしれません。

    終わりに

    以上、モノレートの基本的な表示項目について説明してきました。

    ちなみに、このモノレートは2019年のアップグレードでユーザビリティの高い機能が新たに追加されています。

    その新機能も踏まえたモノレートの見方と仕入れリサーチの流れをこちらの記事で解説していますので、合わせて御覧ください。

    せどりに必須のモノレートの見方とは?仕入れ判断に最も重要なモノレートの各情報を抑えよう。