• モノレートいらずの電脳せどり手法。Keepaの機能を使ってリサーチしよう。

    電脳せどりのリサーチといえばモノレート。

    参考 モノレートmnrate.com

    誰しもがモノレートを使って仕入れの可否判断を行っていますよね。

    もちろん、モノレート自体はめちゃくちゃ有用なツールです。

    僕も普段使い倒しているし、使い方を解説する記事なんかも幾度となく執筆しています。

    最新版モノレートの見方を徹底解説。入金額や販売数から最速で仕入れ判断を行う方法。

    ただ、電脳せどりのやり方なんて1つに限らないし、モノレートだけに固執せずもっと多角的な視点でリサーチできれば、仕入れの幅がぐっと広がったり仕入れ効率がぐんとあがったりします。

    新幹線に乗っていると東京ー新大阪間で富士山が見えるじゃないですか。

    僕もセミナーやコンサルで新幹線を利用する機会があるので、その度に富士山をみて「キレイだなー」なんて思うんですけど、これって実は車窓から富士山の一面の景色を見ているだけなんですよね。

    勝手に『富士山といえばこんな景色』って思い込んでいるだけで、別の角度からも富士山を見てみれば、より正確にその景色を把握することができるはず。

    何の話だって感じかもしれないですが、要するに電脳せどりのリサーチもこれと同じなんです。

    モノレートという新幹線に乗ってネットショップという富士山を見てるけど、別のツールも使えば同じネットショップでも違う視点でリサーチできるよー。
    そんな感じで仕入れリサーチの質を高めることができると。

    そして、モノレートとは別のリサーチツールとしておすすめしたいのが、Chrome拡張機能の『Keepa』です。

    僕自身も普段からKeepaを活用してリサーチを行っています。

    非常に優秀なツールで、ときにはモノレートを使わずして仕入れ判断をすることもありますね。

    今回は、そんなKeepaの導入方法や具体的な機能について解説していきます。

    具体的な使い方やメリットについては、別記事にて解説していきますので合わせて御覧ください。

    電脳せどりのリサーチにKeepaを使うべき3つの理由と使い方を解説。

    Chrome拡張機能Keepaのインストールと設定

    まずはKeepaのインストール手順と設定方法について説明していきます。

    KeepaはChromeの拡張機能ですので、ウェブブラウザとしてGoogle Chromeを使う必要があります。

    現在、ウェブブラウザとしてSafariやFirefox、Internet Explorerをメインに使用している方は、この機会のGoogle Chromeを導入しておきましょう。

    参考 Google ChromeのダウンロードGoogle Chrome

    この先、電脳せどりに取り組むにしても、情報発信ブログをはじめるにしても、Chromeは非常に使い勝手がよいのでぜひ。

    ChromeウェブストアでKeepaインストール

    Google Chromeを開いたら、Chromeウェブストアページを開きます。

    参考 Chromeウェブストアchrome.google.com

    開いたら左上の検索窓に『Keepa』と入力して検索。

    検索すると一覧の中に拡張機能Keepaが表示されますので、『Chromeに追加』をクリック。

    インストールが完了したら、追加するか否かの確認窓が表示されるので、『拡張機能を追加』をクリック。

    すると、ブラウザの右上にKeepaのアイコンが表示され、Keepaが使用可能となります。

    インストールは以上で終了です。

    これにて、今後Amazonで商品検索を行った際に商品詳細の後段にKeepaの機能である図表が挿入されます。

    たとえば、こちらの商品を見てみましょう。

    Amazonで商品ページを開くと、このように商品画像や商品名、商品価格が表示されますが、これを下にスクロールするとKeepaの図表が表示されています。

    拡張機能の管理画面でKeepaが有効になっている限り、Amazonで商品ページを開いたらこの図表が同時に表示されますので、今後リサーチの際にこちらを確認することになります。

    詳細な見方や使い方は後ほど解説するので、とりあえずさくっとインストールと登録を済ませてしまいましょう。

    Keepaのアカウントを登録

    上述のとおり、KeepaはインストールしただけでAmazon商品ページに図表を表示してくれるので、アカウント登録をしなくとも基本的な機能は使うことができます。

    ただ、詳細な設定やトラッキングの保存、あるいは後述する有料機能の利用に際して、アカウント登録が必要になります。

    特に難しいことではないですし、登録による不都合も全く無いので、インストールしたらすぐにアカウント登録していまいましょう。

    まずは、ブラウザ右上のKeepaアイコンをクリックしてKeepaのウェブページを開きます。

    次に、ページ右上の「ログイン/アカウントの登録」という項目をクリック。

    なお、ちょっと見にくいですが、Amazon商品ページに挿入される図表にも、右上に「ログイン/アカウントの登録」という項目があるので、こちらをクリックして開いてもOKです。

    開くと以下のような登録画面がでてきますので、ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力して「アカウント登録」をクリック。

    登録が完了しましたら、今後は「ログイン/アカウントの登録」の項目からログインすることができるようになります。

    ログインを保持しておけば、過去の検索履歴を残すことができたり、必要ならトラッキング機能が使えたり(あまり使う必要はないですが)、何かと便利なのでアカウント登録後ログインしておきましょう。

    Keepaの詳細設定

    ここで、忘れがちな詳細設定を確認しておきましょう。

    Keepaの中でも最重要機能の一つである『出品者の在庫を表示する機能』は、この設定によって表示できるので、ここを確認しておくことは超大事です。

    ブラウザ右上の三点アイコンから、『その他ツール』→『拡張機能』へと進みます。

    すると、インストール済みの拡張機能一覧が表示されますので、その中からKeepaの項目を見てみましょう。

    現在、Keepaの機能は有効状態なので右側のタブがONになっています。

    Keepaの使用を一旦中止したい場合には、アンインストールしなくてもこちらのタブをOFFにすればOKですね。

    次に「詳細」をクリックしてください。

    Keepaの詳細な設定画面が開きますので、ずっと下にスクロールして「拡張機能のオプション」をクリックします。

    基本的には、オプション設定は初期設定のままで問題ありません。

    ただ1点だけ、「アドオンの設定」という見出しの中にある「一部の販売者の販売ページに、商品の在庫数を表示する」という項目を確認してください。

    こちらの設定が「はい」になっていないと、『出品者の在庫を表示する機能』が使えないので、必ず「はい」を選択しておきましょう。

    以上で最低限の設定は完了です、簡単ですね。

    Keepa主な機能

    Keepaのインストールと設定が完了したら、電脳せどりのリサーチ時に使用する機能についてみていきましょう。

    ここでは、無料版で使う主な機能について紹介します。

    有料版にはさらに強力な機能がありますので、そちらは後ほど紹介しますね。

    新品と中古の最安値変動グラフ

    Keepaの図表に表示される青線は新品の最安値変動をあらわすグラフ黒線は中古の最安値変動をあらわすグラフです。

    上の図表では、3ヶ月という期間を選択していますが、表示するグラフの期間は右サイドの期間選択で変更可能です。

    このあたりはモノレートと一緒の機能ですね。

    モノレートとの違いは2点。

    まず1点は、グラフの表示期間をさらに細かく設定できること。

    モノレートでは、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、全期間という4つの選択肢がありますが、Keepaではさらに1日、1週間という選択肢が用意されています。

    売筋の商品だと3ヶ月間でもグラフの動きが見えにくいことがあるんですが、Keepaで1週間を選択してより詳細な分析を行うことができます。

    そしてもう1点は、中古のコンディションごとに過去の価格変動を確認できること。

    上の図表では中古「良い」を選択しており、この「良い」の価格変動が△印で表示されていますね。

    もちろん、右サイドで別のコンディションを選択すれば、該当するコンディションの価格変動を表示させることができます。

    モノレートでもコンディションごとの最安値を確認することは可能ですが、現在の価格のみしか表示されません。

    Keepaを使って過去の中古コンディション価格変動を確認すれば、中古本来の最適価格を予測することができ、仕入れ判断の精度が大きく向上します。

    Amazon在庫の変動グラフ

    Keepaでは、Amazon本体の在庫価格変動を確認することができます。

    図表中に黄線で表されたグラフですね。

    右サイドに黄色マーカーで示した『Amazon』の項目をクリックすることで、この表示と非表示を切り替えることができます。

    上の図表では、4月初旬までは過去3ヶ月にわたってずっとAmazon本体が商品を出品しており、ここ数日でAmazon在庫が切れていることがわかります。

    • Amazon本体が過去に商品を出品しているか
    • どの程度の頻度で在庫が復活しているか
    • どの程度の価格変動幅があるか

    これらの『過去のAmazon本体出品情報』を確認することができるのが、モノレートにはないKeepaの大きな強みですね。

    現在たまたまAmazon在庫が切れているだけなのか、それとも過去さかのぼってもAmazonは出品していないのか、こういった情報を知ることで仕入れリサーチを有利に進めることができます。

    タイムセール価格と日時の確認

    Amazonでは不定期にタイムセールが行われることがあります。

    どの商品がタイムセールの対象となるのか、どれくらいの値引きが行われるのか、事前に知ることはできませんが、Keepaを使えば過去のタイムセール情報を掴むことができます。

    上の図表に赤い◯がいくつか表示されていますね。

    これがタイムセールの行われた日とその価格を示しています。

    右サイドにオレンジマーカーで示した『タイムセール』の項目をクリックすれば、表示と非表示を切り替えることも可能です。

    このような過去のタイムセール情報についても、モノレートでは確認不可能なデータですね。

    Amazonの出品者は、ほぼ全員が自動価格改定ツールを使って商品価格をライバルに自動追尾するような設定を行っています。

    多くのせどらーが愛用しているツールとしては、マカドやプライスターなんかが挙げられますね。

    電脳せどりにおすすめのツールはマカド|体験して分かった稼げる活用術

    ツールを使って価格調整を自動化することはAmazonセラーにとって必ずやるべきことではあるんですけど、一時的なタイムセールに巻き込まれる形で自分の出品商品が値下がりしてしまうと、せっかくの利益が台無しになることも。

    とりわけ、Amazonのタイムセールはかなり大きな値引きが行われることも多いので、この価格に自動追尾してしまうと無駄な赤字を出してしまうことだってあるんです。

    そこで、Keepaを使ってその商品の過去のタイムセール情報を掴んでおけば、このような一時的な価格下落に対して対策をうつことができます。

    • この商品は過去にタイムセールが開催されていないから安心だ
    • この商品は過去に何度もタイムセールが開催されているからツールで価格調整の下限値を設定しておこう
    • 今たまたまタイムセールが開催されているだけで、過去の価格変動から察するにセール期間が終われば十分利益が取れそうだな

    そんな判断ができるので、無駄な赤字を出さずに適正価格で販売を行えたり、周りに人が見過ごしている商品を仕入れることができたり、なにかとメリットが大きいのです。

    出品者の抱える在庫数を表示

    Amazonの商品ページで出品者一覧を表示させると、出品価格の下にその出品者が抱える在庫数が表示されます。

    オレンジ線で示した部分をみると、一番上の出品者が3点、次の出品者が11点の在庫を保有していることがわかりますね。

    これは、上述したKeepaの詳細設定を行うことで表示させることができる機能です。

    この詳細設定によって出品者の保有在庫数を表示させることで、ライバルがどれほどの在庫数を抱えており、自分が出品する際にはどの程度の価格で販売できるのかが浮き彫りになります。

    例えばこんなふうに考えたことはありませんか?

    最安値の出品者が1人しかいないから、最安値よりも高値に設定して大きな利益を出そう!

    これって、考え方としては決して悪くないです。

    だけど1つ問題があって、それは『たった1人の最安値出品者がどれくらいの数量の在庫を保有しているか気にしていない』という点です。

    例えば、最安値の出品者が30個以上の在庫を保有していたすれば、たとえ最安値の出品者が1人しかいなくても、その出品者が一覧から消えることってなかなかないわけです。

    これでは高値に設定した自分にはなかなカートがまわってこないし、じっと待っている間に出品者が増えて価格下落が起こる可能性だってある。

    そんなリスクまで想定した上で、仕入れリサーチを行うことができるのもKeepaの強みです。

    最安値の出品者が◯人で、保有在庫数は△個だから、自分はこの商品を◇個仕入れても大丈夫そうだな。

    Keepaを活用すれば、このような仕入れ判断を行うことができます。

    有料機能を使えば電脳せどりのリサーチは最強

    2019年に入り、Keepaの一部機能が有料化してしまいました。

    具体的には、過去の売筋ランキングと販売カート価格の表示機能の2つの機能が制限されたんです。

    もちろん、無料で使える機能でも十分に利用価値があるので、Keepaは必ず導入すべきです。

    ただ、有料で使用できるこの2つの機能は、「この機能があればモノレートもいらないんじゃないか?」と思っちゃうくらい強力なので、有料版もぜひ導入したいところです。

    僕は有料版を使っていますが、別にKeepaの回し者ではないですし、無料で使うか有料で使うかはお任せします。

    ただまぁ、月額料金もそこまで高くないので、一度有料版を使ってみて継続するか否か判断してみてもいいですね。

    それでは具体的に、有料版で使える機能と有料登録の方法について解説していきましょう。

    Amazon商品ページだけで売行きがわかる売れ筋ランキング

    こちらが有料版で見れるKeepaの図表です。

    見てわかるとおり、表中に緑のジグザグしたグラフが表示されていますね。

    このグラフは、右サイドの青線で示した『売れ筋ランキング』を可視化したものです。

    基本的にはモノレートと同じように商品が売れるほどに折れ線グラフ密度が高くなる(ジグザグがより複雑になる)ので、このグラフを見るだけで売れている商品か否かがわかります。

    そんなのモノレートでも見れるじゃん…

    そう思うようであれば、ビジネスの取り組む上で最も重要な時間効率に対する認識が甘いです。

    寝てるだけで簡単に稼げる魔法のようなノウハウなんてものはネット上の誇大広告の世界だけのファンタジーで、どんなビジネスに取り組むにしても「自分で考え、うまくいくまで行動し続ける」というシンプルな考え方が絶対に必要。

    ネットビジネスの実績は正しい方法✕正しい行動量で決まる!当たり前のことすら出来ないのが人間の弱さ。

    いち早くゴールにたどり着くためには、とにかく速く走ること。

    ネットビジネスで言うなら、通常1時間かかる作業を20分で終わらせるというような『時間効率を徹底的に高める思考』が本当に大切です。

    これを前提に考えるのであればですよ。

    売れ筋ランキングはモノレートでも見れるかもしれませんが、もしもKeepaでも売れ筋ランキング見れるとしたら、モノレートを開かずともAmazon商品ページを開いただけでリサーチができるわけで、これって積もり積もれば大きな時短に繋がります。

    小さなライフハックの積み重ねってめちゃくちゃ大事なんですよ。

    これだけのことで、同じ1時間という作業時間でもリサーチできる商品数が必ず増えますから、収益にも大きな影響が出ます。

    そういった意味でも売れ筋ランキングの表示には価値があると。

    正確な適正価格を判断できる販売カート価格(BuyBox)

    販売カート価格は、Keepa図表の右サイドに『BuyBox』という項目がありますので、こちらを有効にすることで図表中に表示させることができます。

    モノレートも無料版Keepaも、新品最安値の過去変動をグラフとしてウォッチングすることはできますけど、これってあくまで最安値の変動ですよね。

    だけど、実際に売れている出品商品はカートを獲得した商品であり、最安値の出品商品ではないわけです。

    例えばですね。

    新品最安値が1500円の出品商品があったとします。

    この最安値商品は、自己出品者による出品で、なおかつ送料が1500円という設定だったとして。

    この商品をFBA出品者が2200円で出品すれば、確実にカートが取れて商品は売れるんですよ。

    要するに、新品最安値のグラフ変動のみをみたって、実際の適正価格は分からないわけで、過去のカート獲得価格こそが重要なわけです。

    ポイント
    過去に販売実績のあるカート獲得価格こそがその商品の適正販売価格

    つまり、Keepaの有料機能で過去に商品が売れた際のカート価格を把握できれば、今後その商品を出品する際の適正価格を正確に把握できると。

    これもかなり使える機能です。

    Keepaの有料登録の方法

    上述した機能を使うための有料登録の方法を説明しておきます。

    Amazon商品ページ中のKeepaの図表。

    その図表の右サイドには、表示・非表示の切り替えができる項目が一覧表示されていますが、有料でしか使えない機能にはカギマークがついています。

    オレンジ線のところですね。

    このカギマークのついた項目をクリックしましょう。

    すると、プレミアムグラフタイプの表示窓が出てきますので、「データサブスクリプション」のリンクをクリックしましょう。

    いきなり『今すぐ登録する』をクリックしてもいいんですけど、ここは順を追って説明していきますので。

    「データサブスクリプション」をクリックすると、Keepaの所定のウェブページが開きます。

    ここに有料で使える各種の機能や月額費用などが載っています。

    英語が読めないかもしれないですけど、要するに上述した2つの重要な機能を含むいくつかの追加機能を月額15ユーロで使えますよってことですね。

    ユーロ/円は変動するので正確に何円ということはできないですけど、まあ1800円前後ってところでしょうか。

    そんなに高くないのですぐに導入したいところですが、初心者のうちは数千円の自己投資も結構勇気のいることなので、ある程度電脳せどりに慣れてから検討してもOKです。

    こちらの「a monthly subscription」をクリックするといよいよ有料登録開始です。

    まずはサブスクリプションの「Data Access」の左右タブを右に遷移させてON。

    するとクレジットカード情報登録画面が表示されます。

    各種情報を入力して「SUBSCRIBE NOW」をクリックすれば登録完了。

    ちなみに年単位での支払いも可能で、この場合149ユーロ/年なので、2ヶ月分くらいは月額料金がお得になります。

    試したことがないのでできるか分かりませんが、クレジット登録が嫌ならデビットカードを登録してもいいかも。

    以上で有料の機能が使えるようになります。

    終わりに

    有料・無料問わずKeepaは電脳せどりのリサーチに超絶役立つツールなので、ぜひこの機会に導入しておきましょう。

    Keepaをどんどん使い倒してリサーチ精度を上げたり時間効率を高めていけば、必然的に収益アップに結びついていきます。

    Keepaを使って仕入れリサーチをすることの具体的なメリットや実際の使い方などはこちらで解説していますので、合わせて読んでみてください。

    電脳せどりのリサーチにKeepaを使うべき3つの理由と使い方を解説。