ネットビジネスに興味を持ち、これからせどりで収益を上げていこうと意気込んでも、初心者のうちはどうやって仕入れをすればいいのか全くわからないと思います。
せどりの作業は、仕入れのみならず、仕入れた商品をAmazonに出品したり、梱包・発送したり、価格調整を行ったりと、いくつかのステップが必要になるのですが、その中でも仕入れは特に重要な作業であり、仕入れが出来ない限りは商品を売ることが出来ないので、何よりも優先的にスキルアップを図っていくべきです。
そこで今回は、せどり初心者の方へ向けて、実店鋪へ仕入れに出掛ける際に抑えておいた方がよい仕入れ手順について、順を追って解説していきます。
仕入れスケジュールを事前に組んでおく
初心者のうちは、行き当たりばったりでお店に入って商品をリサーチしようとする人が多いのですが、どの店に行くかは事前に決めておいた方が絶対にいいです。
例えば、休日1日かけて仕入れに回ろうと考えたときに、思いついたお店を手当たり次第回るのか、事前に組んだ仕入れスケジュールどおりに仕入れに回るのかで、作業効率は何倍にも跳ね上がります。
実店鋪での仕入れって、移動や会計に時間をとられるのが一番のデメリットであり、当日に車を走らせながら、あるいは電車に乗りながら向かうお店を決めていると、仕入れとは全く無関係の時間が発生するんですよ。
結局のところ、せどりの収益アップには効率化が一番重要なので、当日の効率的な仕入れを目指して、事前に仕入れスケジュールを組んでおきましょう。
徹底的な効率化がせどりの収入アップに対する大きな武器になる!仕入れスケジュールを組むにあたっては、以下を決めておくといいです。
- 仕入れに向かう店舗
- 各店舗を回る順番
- 各店舗に滞在する時間
効率的に多くの店舗を回れるようにスケジュールを立てたら、当日は絶対にこれを遵守して仕入れに回るといいですね。
1店舗あたりの滞在時間を無駄に引き伸ばすより、より多くの店舗を回る方が効率的です。
仕入れの際に最低限持っていった方がよいアイテムを以下の記事で紹介しているので、こちらも参考にして見てくださいね。
リサーチする商品の目星を付ける
さて、お店に到着したら実際に商品リサーチを開始するわけですが、やみくもに全ての商品をリサーチしても時間の無駄なので、リサーチする商品の目星をつけましょう。
当然ながら、利益が出る可能性の高い商品を優先的にリサーチすべきです。
これについては、新品商品を仕入れるのか、中古商品を仕入れるのかで、リサーチすべき対象も大きく変わってきます。
中古商品の場合、基本的には全ての商品が定価よりも値下げされているため、どの商品も利益をとれる可能性があり、初心者のうちは利益が出る可能性の高い商品の目星を付けることは難しいです。
その一方で、新品商品の場合、定価で販売されているような商品をリサーチしたって、Amazonでも定価前後で販売されている可能性が高いわけで、利益がとれる商品はあまり見つかりません。
そのため、新品商品については、セール商品やアウトレット商品のような、割引が敢行されている商品こそ優先的にリサーチすべきであり、ワゴンセールなどを積極的に狙ってリサーチするのが鉄則です。
このように、中古商品に比べると新品商品は優先的にリサーチすべき商品を絞りやすいので、初心者のうちは新品商品を中心にリサーチしていくといいですね。
仕入れリサーチアプリを使って商品
リサーチする商品に目星をつけたら、実際に商品1つ1つをリサーチにかけていきます。
その上で必須になるのが、仕入れリサーチアプリですね。
自分のスマホにリサーチアプリをインストールしておけば、店頭商品のバーコードをカメラで読み取るだけで、自動的にその商品の売行きやAmazonランキングを確認することが出来ます。
実店鋪で仕入れをするにあたっては、何百回とリサーチを行う必要がありますので、その度に手入力で商品情報を入力していると、時間がいくらっても足りません。
必ず仕入れリサーチアプリは導入しましょう。
『せどりすとプロ』か『Amacode』あたりがおすすめですね。
『せどりすとプロ』は有料ですが、一回買い切りで、様々なストアコード(お店ごとに独自に付けられたバーコード)を読み取れるため、効率的にリサーチを行うために重宝します。
ちなみに、こちらは『Amacode』で商品リサーチを行っているときのスマホ画面です。
スマホのカメラで商品のバーコードを移すと、自動的にそのバーコードを読み取って画面下の方に商品情報を表示してくれます。
左下のグラフが商品の売行きランキングを表しており、右下に商品の最低価格が表示されていますので、この商品情報を参考に仕入れの可否判断を行うわけですね。
ちなみに、余裕があればネットビジネス用のスマホを別に持っておくとプライベートのメールやLINE、その他アプリのポップアップを気にしなくていいので集中出来ます。
どうせ本気でネットビジネスに取り組むなら、いずれは個別の電話番号なんかも欲しいですし、思い切ってもう一台契約してもいいですね。
僕の場合は、ビジネス用として月額1,000円ちょいでLINEモバイルを1台契約しています。
せどりするならスマホを新規契約すべき?オススメのスマホと2台持ちの体験談。Amzonの売行きランキングと商品価格に基づいて仕入れ可否判断を行う
仕入れリサーチアプリで商品情報を取得したら、いよいよ仕入れ可否判断を行います。
仕入れの可否は、モノレートを使って売行きランキングの詳細を確認するとともに、実際のAmazon商品ページで商品価格の詳細を確認することで、仕入れたら利益が出るか否かを判断する必要があります。
上記で紹介したリサーチアプリなら、所定の箇所をタップすることで、直接的にモノレートやAmazon商品ページのリンクへ飛べますので、これを利用して仕入れの可否判断を行うといいですね。
なお、上記の『Amacode』の画面からわかるように、リサーチアプリには売行きランキングと商品価格が表示されるため、これだけで仕入れ可否判断を行ってしまいがちです。
しかしながら、詳細を確認しなければ本当に仕入れられるか否かはわかりませんので、必ずモノレートとAmazon商品ページを直接確認して仕入れ可否判断を行いましょう。
リサーチアプリに表示された商品情報は、「仕入れ可否判断を行うか否かの判定基準」と考えればいいですね。
例えば、アプリの画面に表示されている売行きランキングをみて、明らかに売れていない商品であれば、詳細を確認するまでもなく仕入れる価値はありませんので、わざわざ深掘りする必要はないわけです。
なお、仕入れ可否判断を行うにあたっての基準は、新品商品と中古商品とで異なりますのでそれぞれのノウハウを学んでおくべきですね。
ランキング基準を覚えて仕入れの判断をしよう!回転率を踏まえた平均ランキング一覧。 せどりの仕入れ基準を解説!新品商品のAmazon販売価格を予想しよう。 ゲームせどりの仕入れ基準を解説!中古商品のAmazon販売価格を予想しよう。仕入れ商品をクレジットカードで購入する
仕入れ可否判断の結果、利益がとれる商品が見つかったら、その商品を実際に購入しましょう。
ポイントはクレジットカードで購入するということですね。
せどりのような有在庫の物販は、商品を仕入れるための資金が必要なため、現金払いをしてしまうと、例えば5万円しか資金がなければその範囲でしか仕入れが出来ません。
しかも、仕入れと同時に資金を失うことになるので、キャッシュフローがマイナスの状態からスタートすることになり、なかなか利益も伸びていきません。
このため、クレジットカードを使って仕入れ額の上限を増やし、仕入れから引き落としまでの猶予期間を利用してキャッシュフローをプラスに維持することは、短期間で大きな収益を生み出すために必須と言えます。
ちなみに、せどりに取り組んでいると毎月何十~何百万円という大き金額を仕入れに使うので、ポイント還元率の高いクレジットカードをつくっておきましょう。
クレジットって、使うお店ごとにメリット・デメリットがあったり、カードごとに期間限定の有益なキャンペーンがあったりするので、条件次第でおすすめできるクレジットカードも変わってきます。
そんな中、とりあえず持っておけば間違いないクレジットとして『楽天カード』をおすすめしておきます。
ポイント還元率が最低でも1%なので、高還元率の部類に入るクレジットカードですね。
しかも、楽天市場では、「楽天カードで支払う」という条件のもとでポイントアップキャンペーンを行っていることが多いので、楽天市場で買い物をする人は非常にポイントが溜まりやすいです。
今後電脳せどりにも取り組むことを考えれば、楽天市場で仕入れをする機会が多々あるので、持っていて間違いはないかと。
実店舗でもネットでもポイントが貯まりやすいカードはこちら
ちなみに、クレジットカードをつくる際には、ポイントサイトを使った自己アフィリエイトで作ることをおすすめします。
自己アフィリエイトでクレジットカードを作れば、それだけで何千円分かのポイントバックを受けられるため、その分を初期投資費用に回すことができます。
自己アフィリエイトについては、こちらをご覧いただければ。
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仕入れの手順が理解出来たら、あとは実践あるのみですね。
細かいノウハウももちろん大事ですが、経験によって得られる仕入れスキルは何ものにも変えがたい大きな財産になるので、とにかくがむしゃらに経験を積んで、一定以上の仕入れが出来るようにスキルアップしていきましょう。