以前執筆した記事で、ネットビジネスに取り組む上では『正しい方法✕正しい行動量』の2つが揃わないと実績を生み出せないという話をしました。
ネットビジネスの実績は正しい方法✕正しい行動量で決まる!当たり前のことすら出来ないのが人間の弱さ。ネットビジネスってやっただけ必ず返ってくるので、正しい方法を学び、その方法で結果が出るまで行動し続ければ、何だかんだでいつの間にか自己実現を果たせていたりします。
僕自身も、まだまだ自己実現のために奔走しているところではありますが、「自分にとってクールでストレスフリーなライフスタイルを送るために、充実感で満たされた自分だけの働き方を創っていこう」と決めてからは、そのために何をすればいいかをメンターから学び、それを実践をし続けることで、徐々に目指していた理想像が形になってきています。
今考えてみると、ネットビジネスを通じて自己実現を果たすために必要なことなんて、めちゃくちゃシンプルなんだなと思いますね。
『正しい方法✕正しい行動量』が必要だと理解したら、あとは“本気で”やればいいだけです。
「自分らしくカッコいいライフスタイルを築き上げること」は、誰にとっても実現したい人生最大の目的であり、そんな最大目的の達成に向けて本気で頑張れないなら、一体いつ本気を出すんだって話ですよね。
なので、本記事で言いたいことは「本気でやりましょう!」というだけなんですが、“本気”に対する認識違いをしている人も多いので、僕の実体験も踏まえて『本気で取り組むこと』の本当の意味を説明していきたいと思います。
過去の自分が現在の自分をつくる
誰が言い始めた言葉かわかりませんが、何となく耳にしたことがあるんじゃないかと思います。
格言なんて口では何とでも言えるので、それを頭で覚えたところで現実に役立つかどうかはわからないものですけど、この言葉に関しては自分の過去を振り返ったときに「本当にそうだよな」と痛感させられます。
今や自分らしい自由なライフスタイルを築き上げるために独立起業した僕ですが、少し前までは国際特許事務所で特許の明細書を書く仕事をしており、日々を悶々として過ごしていました。
企業の発明を権利化する仕事なので、やりがいを感じる部分もあったのですが、それ以上に自由がきかないストレスの方が大きかったようで、自分でも知らず知らずのうちに人生に対して閉塞感を覚えるようになっていましたね。
- 指示された仕事を繰り返す毎日
- 上司によって正解が異なる書類調整
- 急に残業が増える繁盛期
- 勤務後、あまり興味のない法律の勉強
気が付けば仕事をしている時間がお金を稼ぐためにただ我慢している時間になってしまっており、学生時代に思い描いていたようなクールなライフスタイルなんて1ミリも達成出来ていませんでした。
そんなとき、僕が真っ先に考えたことって、「これまで人並み以上に頑張ってきたはずなのに、何でこんな閉塞的な人生を歩まなければならないんだろう」ということだったんですよ。
学生時代は受験勉強を頑張ってそれなりの大学へ進学したし、卒業の頃には就活を頑張ってそれなりの大手企業に就職したし、キャリアアップも見据えて前向きな転職活動でそれなりの特許事務所に就職したはずなのに、「それなのに何で…」という感情が強かったんですよね。
当時の僕は、世間に認められたいというくだらないプライドがあったのかなと思います。
今にして思えば、特許事務所で働きながら悶々と過ごした日々って、結局は過去の自分の選択と行動がつくりあげていたものであり、全ては自分自身の問題なんですよね。
- 出来るだけいい大学に入ろうと決めて受験勉強をしたこと
- せっかくそれなりの大学に入ったんだからいい会社に就職しようと決めて就活したこと
- 働き方を変えるにしても雇われて働くことが当たり前だと思い転職活動をしたこと
- 仕事をする時間に苦痛を感じても「みんなそうだから」とただ我慢していたこと
閉塞感で満たされた人生に追い込まれたのは、会社や事務所のせいじゃなくて、自分自身の選択と行動によるものだったと痛感します。
現在の自分が未来の自分をつくる
過去の自分の選択と行動が現在の自分をつくりあげているのだとしたら、未来の自分をつくるのは、現在の自分の選択と行動であるはずです。
なので、過去の自分によってつくりあげられた現在の自分に対して嫌気がさしたとしても、これからの選択と行動次第で理想のライフスタイルを送る未来の自分をつくりあげることが出来るんです。
だからこそ、理想の未来があって、現状を変えたいなら、そのための選択と行動を“本気で”やりましょうということですね。
ただし、ここで1つ注意点があります。
それは、本気で取り組むと言っても、「現在の自分にとっての本気」では未来は何一つ変わらないということです。
現在の自分の価値観は、過去の経験によって形成されたものであり、現在の価値観のまま“本気”を出したところで、それでは現在の自分自身の枠から抜け出すことはできないんです。
これは僕自身身をもって体験したことでもあって、3年ほど前、とあるきっかけで「本気で現状を変えないといけない」と思い立ちネットビジネスのせどりをはじめてからというもの、本気でそのせどりに向き合ってきました。
その結果、せどりの実績も伸びていき、本業と副業合わせてそれなりの収入を得ることができるようになりました。
しかしながら、閉塞感を感じていた人生そのものは何も変わらず、以前と同じように我慢しながら働く日々であり、理想的でクールなライフスタイルなんて手に入る気が全くしなかったので、「本気でやってるのに何で変わらないんだ」という焦燥感に襲われることになりましたね。
このあたりの具体的な話は、プロフィールページに載せています。
プロフィールそれでは、なぜ本気で取り組んでいるのに現状が何も変わらなかったかと言うと、その理由は単純明快で、本気といってもその当時の価値観のまま本気を出しているに過ぎず、結局は自分自身嫌気がさしていた労働者としての生き方から抜け出せていなかったからです。
当時の僕は、確かに本気でせどりに取り組んでいましたが、これまでの経験で培ってきた価値観に基づき、「とにかくせどりの作業をして、たくさんお金を稼げるようになれば何かが変わる」と考えて行動していたので、その当時の自分にとって考えうる本気を出していたに過ぎなかったんですよ。
以前、「Life Bufferingで現実を理想へ溶け込ませる生き方」という記事を執筆しましたが、この記事で説明しているとおり、自分にとって理想的なライフスタイルを送るためには、自分だけの働き方を創り上げる必要があり、自己実現を果たすために経るべきいくつかのステップがあります。
ネットビジネスを小遣い稼ぎで終わらせない!『Life Buffering!』で現実を理想へ溶け込ませる生き方 part.1 自分だけの働き方を発明するってかっこよくない?『Life Buffering!』で現実を理想へ溶け込ませる生き方 part.2「自分だけの働き方を創ること」なんて、過去に経験したことのないものであり、現在の価値観のままいくら本気を出したって到底及ぶはずがないんですよね。
これまで短距離走の選手だった人が、十種競技に転向して世界陸上を目指したいと考えたときに、短距離走で培ってきた価値観のまま本気で練習を重ねたところで、十種競技においてはただ速く走る力を伸ばすだけでは上を目指せないわけで、これまで身に付けてこなかった十種競技という価値観の中で本気を出さなければ、到底世界陸上なんて無理だということです。
ネットビジネスで成果を出すために「コンサルティングを受けましょう」とか「メンターを探しましょう」といったことがよく言われますが、これって単に稼げるノウハウを学べるからではなくて、自分が目指す理想的なライフスタイルを創っている人と価値観を共有出来るからなんですよね。
僕は今、独立起業してネットビジネスで自分だけの働き方を創っていく道を選択し、自分にとってより理想的なライフスタイルを送るために日々行動できるようになったと思います。
そんな今の自分から見ると、当時の本気なんて「会社で仕事を頑張って出世する」とか「受験勉強を頑張っていい大学に合格する」といったような過去の価値観の延長線上でしか本気を出していなかったんだと思います。
勝手に本気に天井をつくらない
以上のとおり、現在の自分が未来の自分をつくっていくので、理想の未来を実現するにはそのための選択と行動を本気でする必要があるわけですが、その上で最も大切なのは本気に天井をつくらないことです。
- 今の自分は本当に頑張っているな
- これ以上は頑張れないと言えるくらいやったな
そう思っても、その本気は現在の自分の価値観の中での天井であって、理想の未来を創り上げるための価値観の中ではもっと天井が高いかもしれません。
現在の自分の価値観から抜け出して、理想の未来を実現するための選択と行動に本気を出すことができれば、必ず結果はついてくると思います。