• 副業で物販をやるか投資をやるか?向いている性格は真逆?!

    僕はせどりから副業をスタートしてメルカリ転売や中国輸入といった物販の道を広げていき、その後にブックメーカー投資をはじめた経験があります。

    そして今は情報発信に力を入れており、Webマーケッターとしての活動やせどりのコンサルティングなどを主なビジネス領域としています。

    要するに様々なビジネス・投資を経験して現在に至っているんです。

    特に、物販と投資に関しては初心者が最初に取り組む副業の2大巨塔とも言えるものですが、この両方を経験したことで『物販向きの人』と『投資向きの人』がどんな人であるのかをよく理解できました。

    そこで本記事では、物販の特性と投資の特性についてそれぞれ解説しつつ、どちらに取り組むべきかをお話していきますので、物販と投資で迷っている方は是非最後まで読んでみてください。

    物販向きの人と投資向きの人は真逆の性格!?

    最初に結論を言うと、物販と投資は真逆の特性を持っているので、物販に適した性格と投資に適した性格は正反対と言えます。

    もちろん、両方において成果を出している人もたくさんいるので、決して両立できないというわけではないのですが、両立させようとすると物販に取り組むときと投資に取り組むときでマインドを切り替える必要がありますね。

    僕は副業を通して色んな人に出会ってきましたが、どちらか一方で失敗した後に他方で成功している人が意外と多いんですよ。

    例えば、以前にとある方のせどりコンサルティングを受けた際に、同じコンサルグループのAさんが月商数百万円レベルの大きな実績をいち早く出したのですが、彼には不動産投資で多額の損失を被っている過去がありました。

    また、ブックメーカー投資をはじめるにあたって出会ったBさんは、ブックメーカーで毎月300%以上の月利をあげているとのことですが、それ以前はカメラ転売に取り組んでいてあまり大きな利益を出せなかったそうです。

    僕自身が副業に取り組む中で、物販と投資のどちらか一方で失敗しても他方で成果を上げている人にたくさん出会ってきて、「何でこんな現象が起こるんだろう」といつも不思議に思っていました。

    ところが、物販と投資の両方に取り組んでみて、それぞれの特性が真逆であることに気が付き、「投資と物販の一方で稼げなくても、他方なら稼げるという人がいるのも当然だな」と思えるようになったんです。

    もちろん、努力しなければ結果がついてこないことは物販にも投資にも共通するところで、努力が足りなくて物販で稼げなかった人が投資に移ったからといって、急に稼げるようになるわけではありません。

    ただ、努力することは大前提として、物販と投資のうち自分の性格や目的に合う方を選択した方がスムーズに実績を上げることが出来るのは確実だと思います。

    そのため、副業をはじめるにあたって物販と投資のどちらを選択するかは非常に重要なわけですね。

    それでは、物販向きの人と投資向きの人のそれぞれを解説していきましょう。

    物販向きの人は意欲の強い攻め型人間

    物販向きの人は、目的達成のための意欲が強い人であり、お金を稼ぐために延々作業できるような攻め型人間が強いです。

    基本的にはポジティブな方ほど物販に向いていると言えますね。

    なぜなら、物販はやればやるだけ実績が出るからです。

    もちろん、やり方によって稼げるようになるまでの期間は変わるため、正しいやり方を学んで実践した方がより早く確実に収入に繋がるわけですが、どんなに下手なやり方でも延々とやり続けることが出来れば実績は出るし、さらに続ければ実績は延びていきます。

    単純な話ですけど、 商品を仕入れれば仕入れるだけ販売機会も増えていき売上が伸びていくわけですから、ちょっと言い方は悪いですけど「お金が欲しくて欲しくてしょうがない」という意識で延々と行動できる人であれば、遅かれ早かれ結果はついてきます。

    なお、目的達成のために強い意欲を持って行動出来る人であれば物販に向いているため、「とにかくお金を稼ぎたい」という人だけではなくて「独立起業して自分の働き方を創っていきたい」とか「せどりを足がかりにWebマーケティングやコンサルティングの世界にも参入していきたい」といった上昇思考の強い人であれば、結果を残しやすいですね。

    なぜなら、目的達成に向けての通過点として物販での実績が必要となれば、いち早く結果を出すために行動あるのみなので、どんなに忙しくても時間を割いてがむしゃらにビジネスに向き合える人が多いからです。

    そもそも、目的を達成したいという気持ちよりもお金を失いたくないという気持ちの強い人は、物販で大きな実績を出すのは厳しいです。

    • 仕入れでリスクを負いたくない
    • プライベートの時間を削りたくない

    こういった気持ちが少しでもあると、「月商100万円目指しています!」と言いながら数十万円の仕入れすら躊躇したり、そもそも実績を出すために必要な時間行動しなかったりと、結果が伴わないまま「本当にこれで稼げるようになるのかな…」なんて考え始めることになります。

    単純に行動量が足りていなかったりリスクを恐れたりといった理由で稼げない日々が続くことになるわけです。

    物販で成功する人は、リスクや失敗を恐れずに成功するまでとにかく前向きに行動しまくれる人!
     

    投資向きの人はお金を失いたくない守り型人間

    一方投資の場合は、自分のお金を守ることを最優先に考える守り型人間が強いです

    どちらかというとネガティブなくらいの方が投資に向いていると思います。

    お金を増やすために投資をするのに、お金を守ることを最優先するって矛盾してない?

    そう思う人も多いかもしれませんが、実際に投資に取り組んでみると長期に渡って収益を出せている人は失敗を恐れながらお金を減らさないことを重要視していることがよくわかるんです。

    株式投資
     1万円を2万円に増やす

    2万円を4万円に増やす

    4万円を8万円に増やす

     

    例えば株式投資を行うとすると、上記のように複利の効果で2次関数的に利益を増やしていくことが基本ですが、たった一度の負けで8万円を0円にしてしまうようではここまで取り組んできた意味がありませんよね。

    その負けがもしも信用取引だったとしたら、最悪の場合借金を背負うリスクもあるんです。

    なので、投資で実績を出し続けるには、自分で決めた取引ルールを順守しつつたとえ負けたとしても大きくお金を減らさないように損切りを徹底することが重要なわけです。

    お金を減らさない運用を心掛けることでこつこつと利益を積み上げるのが投資なので、投資とは積極的にお金を稼ぐ手段というよりは消極的にお金を守りつつ増やす手段なんです。

    なので、「本業の収入が少なく生活費の足しにするために投資で稼ぎたい!」とか「本業がつらいので投資で稼いで脱サラしたい!」といったように、積極的にお金を稼ぎにいこうとしている人は投資にまるで向いていません。

    例えば、稼ぎたいという意欲が強すぎる人は「とにかくはやく稼ぎたい!」という思いで取引数を増やそうする傾向があります。

    たくさん取引すればそれだけ利益が上がる機会が増えるという考えですね。

    しかし、自分で決めた取引ルールからを破って取引数を増やしてしまうと、当然負け数も増えていきますし、いざ負けがきたときに利益が飛んでしまうことを嫌って損切ができないんです。

    投資とは長期的な目線でトータルでプラス運用を狙っていくものなのに、稼ぎたい気持ちが強すぎて一時的にでも残高が減ってしまうことを許容できないわけですね。

    そんなこんなで、2~3ヶ月投資でお金を稼いだと思ったら、4ヶ月目で資金を失い、また最初からスタートなんてことを繰り返している人がめちゃくちゃいるんです。

    投資で成功する人は、リスクを恐れながら失敗しない運用を長期間続けることができる後ろ向きな人!
     

    終わりに

    物販向きの人は目的達成に向けての意欲が強い攻め型人間で、投資向きの人はお金を失いたくない守り型人間です。

    つまり両者は正反対の性格をもった人と言えます。

    まずは自分の性格をじっくり分析して、物販向きなのか投資向きなのかよく考えてみることは大事ですね。

    ただし、そもそも何らかの目的意識があってこそネットビジネスに興味を持つ人が大半だと思うので、そういった意味では物販からはじめて資金が増えてきたら傍らで投資に取り組むのがベターかなと思います。

    ただ「お金を稼ぎたい」という動機だと、上述したとおり投資に失敗しやすい傾向がありますし、何より投資はお金を増減する行為でしかなく、物販などのビジネスのように「働き方そのものをつくる」という楽しみがないです。

    物販から投資への移行は以下の記事でも解説していますが、きれいな流れで実績を積み上げていくことができるので参考にしてみてください。

    副業サラリーマンが月収100万円を達成する黄金パターンとは?

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