電脳せどりに取り組む場合、必ずモノレートというサイトを使って仕入れの可否判断を行う必要があります。
参考 モノレートmonorate少しでもせどりに取り組んだことのある人であれば、このモノレートというサイトは知っていると思いますが、最近になってモノレートの機能がリニューアルされ、電脳せどりに取り組むにあたってより効率的なリサーチが出来るようになりました。
そこで本記事では、リニューアルされたモノレートの機能についてお話していきます。
以下の記事で最新版モノレートの見方について学んでいただければと思います。
従前のモノレートにおける表示
リニューアルが施される以前のモノレートにおける商品詳細ページは、以下のように表示されていました。
この画面を見るだけで、赤枠で囲ったように新品と中古のそれぞれの最低価格を確認することが出来るのですが、電脳せどりで仕入れの可否判断を行う際には、新品であればカート価格を確認する必要があるし、中古であれば詳細なコンディションごとの最低価格を確認する必要があります。
要するに、新品であれ中古であれ、仕入れの可否判断をするためにはこの画面の情報だけでは足りず、「商品ページ」というボタンをクリックすることで、実際のAmazon商品ページから出品価格の詳細を確認する必要があったんです。
また、出品価格を確認し終えたら、仕入れ価格と出品価格を加味して、Amazon手数料を差し引いても利益が出るか否かを確認しなければ、仕入れの可否判断は出来ません。
そこで、FBA料金シミュレーターを使って利益計算を行う必要がありました。
本当に仕入れられる?FBA料金シミュレーターで想定利益を算出しよう! 参考 FBA料金シミュレーターAmazonFBA料金シミュレーターを使って計算した想定利益が十分なものであれば、仕入れを行うという判断が下せるわけですね。
つまり、これまでの電脳せどりは、必ず以下のステップを踏んで仕入れの可否判断をする必要があったんです。
- モノレートを使って商品情報をリサーチ
- Amazon商品ページを開いて詳細の出品価格を確認
- FBA料金シミュレーターを使って利益計算
ところが、今回のモノレートの機能リニューアルにより、この3つのステップを1つにまとめてこなせるようになったんです。
カート価格と入金額が表示されるようになった
今回のモノレートの機能リニューアルの一つとして、商品の最低価格表示一欄に「カート価格」と「入金」という欄が追加されました。
「カート価格」とは、現在カートを獲得している出品者の出品価格を表すものであり、この表示が追加されたことにより新品の仕入れ可否判断の際にAmazon商品ページを開く必要がなくなりました。
わざわざAmazon商品ページを開かなくても、モノレート上でカート価格を確認出来るので、「この商品は6180円で出品すればカートが取れそうだな」という判断が出来るわけですね。
せどりの仕入れ基準を解説!新品商品のAmazon販売価格を予想しよう。また、「入金」とは、表示された最低価格で商品が売れた場合に、Amazon手数料を差し引いていくら入金されるかを表しています。
例えば上記の画像の場合、6,180円でカートを獲得でき、この価格で商品が売れれば5,107円が入金されるということですね。
このように、新しいモノレートでは「入金」欄が設けられたことにより、FBA料金シミュレーターを使って利益計算をしなくても、モノレート上に表示された入金額とネットショップでの仕入れ価格を比較して、十分に利益が取れるか否かを判断することができます。
中古のコンディションごとの最低価格が表示されるようになった
さらに、新しいモノレートでは「+詳細」というリンクをクリックすることによって、より詳細なコンディションごとの最低価格を表示できるようになりました。
このように、中古の詳細なコンディションとして「良い」「非常に良い」のそれぞれの最低価格が表示されます。
紫色で示されたマークは自己出品者とFBA出品者を両方含めた情報を表し、黄色で示されたマークはFBA出品者のみの情報を表しています。
例えば上記の画像であれば、黄色の「良い以上」マークを見ると、自己出品者とFBA出品者を両方含めた全て出品者のうちコンディション「良い」の最低価格が3,130円であることがわかります。
また、紫色の「非常に良い以上」マークを見ると、FBA出品者のうちコンディション「非常に良い」の最低価格が3,680円であることがわかります。
このように、新しいモノレートではワンクリックで中古の詳細なコンディションごとの最低価格を把握することが出来るようになったので、中古商品に関してもAmazon商品ページを確認せずとも仕入れ可否判断ができるようになりました。
ゲームせどりの仕入れ基準を解説!中古商品のAmazon販売価格を予想しよう。終わりに
以上のとおり、モノレートの機能がリニューアルされたことにより、より効率的な電脳せどりのリサーチが出来るようになりました。
ただし、いくら便利になったからといって、完全にモノレートだよりでリサーチを行っていると、仕入れを失敗してしまうこともあるので注意が必要です。
例えば、新しいモノレートには入金額が表示されるようになりましたが、今のところ手数料計算に不備がある場合もありますので、FBA料金シミュレーターで正式な利益計算をした方が安心です。
FBA料金シミュレーターはAmazonが運営していますので、手数料計算に間違いがありませんので。
また、Amazonから情報を取得してからモノレートに反映されるまでに多少のタイムラグがありますので、モノレートに表示される最安値が誤っている可能性もあり、Amazon商品ページを開いて実際の出品価格を把握した方が確実です。
このような事情を踏まえて、電脳せどりのリサーチは従来どおりAmazon商品ページやFBA料金シミュレーターも駆使した方がいいのは確実ですが、それでもモノレート上で多くの情報を取得できるようになったことにより、今後電脳せどりの効率がどんどん上がっていくことは間違いないですね。