先日、新しいブログメディアを立ち上げたんですが、諸々の設定に結構な時間を取られてしまいました。
特に面倒だなと感じたのがプラグインの導入。
プラグインって結局何入れればいいんだっけ？
全部インストールするの面倒くさいな…
でも、数十個のプラグインを新たに手作業で一々インストールするってかなり面倒じゃないですか？
プラグインインスール手順
- 管理画面から「プラグイン」→「新規追加」
- インストールしたいプラグイン名を検索
- 該当するプラグインをインストール
- インストールが完了したら有効化
この作業をプラグイン1つずつ繰り返すってあまりにも時間がもったいない。
「なんだか非効率だよなぁ…」と思ったので対処法を調べてみました。
すると、登録したプラグインを一括でインストールできる便利なプラグインを発見。
その名も「WPCore Plugin Manager」です。
早速、「WPCore Plugin Manager」を使って新規ワードプレスブログへ一括でプラグインをインストールしてみましたので、実際の使用方法と使用してみた感想を書いていきたいと思います。
目次
WPCore Plugin Managerの機能とメリット
「WPCore Plugin Manager」は、「WP Core」というWebサイトにアカウントを作成して必要なプラグインを全て登録することにより、登録したプラグインをキー1つでワードプレスに一括インストールすることができる超便利なプラグインです。
図で表すとこんなかんじ。
WP CoreのWebサイトでは、無料アカウント登録で2つのプラグイン登録コレクショングループを登録することができます。
それぞれのコレクションには最大18個までプラグインを登録できるので、合計36個のプラグインを登録することができますね。
そして、それぞれのコレクションには、コレクションキーが割り振られています（図中のキー１、キー２）。
ワードプレスにインストールしたWPCore Plugin Managerのキー入力欄にコレクションキーを入力すれば、そのコレクションに含まれるプラグイン全てを一括でインストール＆有効化することが出来るんです。
つまり、キー１、キー２のそれぞれのコレクションに「ワードプレスを使う上で自分にとって絶対必要なプラグイン」をすべて登録しておきさえすれば、簡単かつ一瞬でプラグインの導入が完了するんですよ。
WP Coreを使ったプラグイン導入手順
- ワードプレスブログの開設
- WPCore Plugin Manageプラグインのインストール＆有効化
- キー1，2を入力して必要なプラグインの一括インストール＆有効化
これだけでさくっとプラグインの導入が完了します。
ちなみに、有料版を使えば登録できるプラグインの上限数を増やすこともできますが、プラグインなんて必要最低限に絞れば20～30個あれば十分だと思うので、無料版で特に困ることはないかと思います。
僕の場合、今回はじめてWPCore Plugin Managerを使ったので、キー１、キー２のコレクションにこれからインストールしたいプラグインを登録する作業が必要でした。
なので、極端な時短に成功したってわけじゃないんですけど、少なくとも一つ一つインストールを繰り返すよりは時間効率が上がったし、今後のことを考えればWP Coreに必要なプラグインを登録できてよかったなと思いますね。
WP Coreに必要なプラグインを登録したことで一括インストール＆有効化ができた！
しかも、今後新たにブログを立ち上げるときは、WP Coreに必要なプラグインが登録済みなので一瞬にしてプラグインの導入ができる！
WPCore Plugin Managerのインストール
それでは実際にWP Core Plugin Managerの使用方法について説明していきます。
まずは「WP Core Plugin Manager」をインストールしましょう。
参考 WPCore Plugin Managerja.wordpress.org/plugins/ワードプレス管理画面から「プラグイン」→「新規追加」と進み、キーワード入力欄に「WP Core Plugin Manager」と入力します。
該当するプラグインが表示されますので、「今すぐインストール」をクリック。
インストールが完了したら表示される「有効化」ボタンをクリックしましょう。
WP Coreのアカウントを作成
WP Core Plugin Managerプラグインのインストールが完了すると、WP Coreのトップページが表示されます。
ワードプレス管理画面とは別のWebページです。
参考 WP Coreトップページwpcore.com/
「Create your Free account」をクリックして無料の新規アカウントを作成しましょう。
次の画面でユーザーネーム、メールアドレス、パスワード、パスワード（再入力）の全ての項目を入力します。
2つのチェック項目のうち、上の「I have read,…」の方は利用規約やプライバシーポリシーへの同意になりますので、チェックを入れます。
一方、下の「I want to receive…」の方にチェックを入れていると今後不要なメールが入ってくるので、なるべくチェックを外しておくといいですね。
あとは、reCAPTHA認証にチェックを入れたら、「Create Account」をクリック。
これでWP Coreのアカウント登録が完了しました。
複数のプラグインを登録するための新規コレクション作成
WP Coreのアカウント登録が完了したら、プラグインをまとめて管理する新規コレクション（New Collection）を作成します。
下画像で言うところの、キー１のコレクションを新規作成するということですね（アカウント登録時点ではキー１のコレクションもキー２のコレクションも未作成なので）。
アカウント登録が完了すると、以下のように「New Collection」の作成画面が表示されますので、ここに必要事項を入力していきます。
入力項目
- Collection Title
コレクションタイトルは基本的に何でもOKです。
そもそも無料版だとコレクションは2つしか作れないので、細かくタイトル分けする必要がありません。 - Collection Discription
コレクションタイトルと同様です。 - Would you like this collection…
Privateを選択しましょう。
Publicを選択すると自分の作ったコレクションが一般公開されてしまいます。
入力が完了したら「Continue」をクリックします。
これでコレクションの作成は完了。
ちなみに2つ目の新規コレクションを作成したい場合は、WP Coreにログインした状態で、アカウントトップ画面の「New Collection+」をクリックしましょう。
あとは同じ手順で新規コレクションを作成することが可能です。
上述したとおり、無料版ではコレクションは2つまでしか作れないので覚えておきましょう。
作成したコレクションに複数のプラグインを登録
新しくコレクションを作成したら、一括インストールしたいプラグインたちをどんどんコレクションへ登録していきましょう。
上限は18個までです。
コレクション画面は以下のような表示となっています。
黄線で示したところにコレクションキーが表示されています。
後ほどワードプレスへプラグインを一括インストールするときには、このコレクションキーを使うことになるので覚えておきましょう。
さて、現状はまだ何もプラグインを登録していない状態ですので、「WordPress.org pligins」の欄に何も表示されていません。
新規にプラグインを登録する場合は、この「WordPress.org pligins」の右横にある＋ボタンをクリックしましょう。
すると、プラグイン名の検索画面が表示されますので、登録したいプラグイン名を検索窓に入力し、「Add」をクリックします。
今回は、ワードプレスに運用に必須ともいえる「All in one SEO Pack」を入力して追加ボタンを押しました。
するとこのように、「WordPress.org plugins」の一覧に「All in one SEO Pack」が表示されましたね。
これでこのコレクションにプラグインを1つ登録することが出来ました。
プラグインって気軽にインストール出来るので、普段は特に何も考えずぽんぽんインストールしちゃうじゃないですか。
すると、この先使わないであろうプラグインや何のために導入したのか分からないプラグインが一覧に残ってしまうので、この機会にプラグインの整理整頓をしておくと頭もすっきりして良いな－と実感しました。
いらないプラグインを断捨離して、本当に必要なプラグインのみをコレクションに登録していけば、一括インストールを行うときに無駄なプラグインを導入しなくて済むし、それによりワードプレスの挙動が少しでも軽くなれば万々歳ですね。
コレクションキーを使ってワードプレス上でプラグイン一括インストール
必要なプラグインをWP Coreに登録し終えたら、いよいよ一括インストールを行いましょう。
ワードプレスの管理画面の左サイドバーに「WPCore」という項目があるので、こちらをクリック。
「Add Row」をクリックするとコレクションキーの入力画面が表示されますので、上述したコレクションキーをコピー＆ペーストで入力しましょう。
「Add a collection key」を押すと、コレクションキー入力欄を追加できるので、これにより複数のコレクションを登録することができます。
僕の場合、2つのコレクションに合計27個のプラグインを登録しましたので、この2つのコレクションのキーをコピー＆ペーストで入力しました。
入力が終わったら、「Save Collections」をクリックします。
すると、登録したコレクションとそのコレクションに含まれるプラグイン名がざーっと羅列表示されます。
これを確認したら、下へスクロールして「Install Plugins」をクリックしましょう。
「Install Plugins」をクリックすると、プラグインが一覧で整理されて表示されます。
これらのプラグインは、個別にインストールすることもできるし、一括でインストールすることもできるので、状況によって使い分けることができて便利ですね。
例えば上画像に黄線で示すように、一つのプラグインごとにInstallリンクが表示されていますので、これをクリックすると選択した1つだけプラグインをインストールすることができます。
ただし、今回の目的はプラグインの一括インストール。
一括でインストールしたい場合は、全てのプラグインにチェックマークを入れて（一番上のチェックボックスで一括でマークを入れることができます）、「一括操作」タブからInstallを選択しましょう。
あとは「適用」ボタンをクリックするだけで一括インストールが完了します。
速い、便利、最高！
終わりに
以上、「WPCore Plugin Manager」を使って新規ワードプレスブログへ一括でプラグインをインストールする方法について説明しました。
実際に使ってみた感想としては、操作も簡単で使い勝手も良いし、確実に時間効率をアップすることができるので、すごい有用なプラグインだなと思いましたね。
直近で新規ブログを立ち上げる予定がなくても、いずれはそのような機会が訪れる可能性は十分ありますし、必要なプラグインを精査してWP Coreのコレクションに登録する作業は頭の整理にもなるのでぜひ挑戦してみてください。
