突然ですが、facebook辞めました。
といっても、そもそも1年半ほど前からほとんど更新をしていませんでしたけどね。
一応この1年半は、Life Buffering Mediaの更新情報やInstagramの投稿シェアなどは定期的に行っていて、「辞めてるのか辞めてないのかどっちつかずの状況」だったんですけど、思い切ってアカウント削除してしまいました。
要するに、
これに尽きます。
これまで2年ほどの間、当Life Buffering Mediaを本格的に立ち上げたり、ビジネスサロンに入って仲間と出会ったりと、環境が変化して自分の本当にやりたいビジネスやライフスタイルが固まっていくうちに、facebookでの発信があまりにも本来の自分と逆行していて、それが許せませんでした。
(なので、恥ずかしい過去の投稿は削除しちゃいました。)
で、思い切って辞めてみるとむしろメリットの方が大きいくらいで。
facebookでごりごり集客するのを辞めて1年半くらい。精神的にすごく健全なマーケティングを学べている実感があるし、何より楽しい。キラキラ発信でコメント回りに躍起になる「どこかの誰かと同じ発信者」じゃ自分の好きな働き方は創れないよなと。
— Souhei (@souhei_30hack) May 11, 2019
そこで本記事では、僕がfacebook集客を辞めるに至った3つの理由と、それに伴いネット集客を行う上で大切にすべき「自分自身の信念・理念」についてつらつらと書いていこうと思います。
そもそもなぜfacebook集客を始めたのか?
そもそも、僕が情報発信ビジネスに取り組むにあたって、なぜfacebookを使い始めたのか?
そのあたりのお話から。
僕は現在、ブログ、Twitter、Instagram、LINE@、メルマガなど、様々な媒体で発信を続けています。
そしてその中でも、最初に情報発信を目的として使い始めたのがfacebookでした。
当時は「せどりで情報発信をしよう」くらいにしか考えていませんでしたけど、この『せどりの情報発信』をコンサルなどのビジネスに終着させようと思い、そのプラットフォームとしてfacebookを選んだわけです。
数ある情報発信媒体の中でも、最初に手を付けたのがfacebookだった。
それはなぜかと言うと、ざっくり分けて2つの理由があります。
個人でfacebookアカウントを持っていた
まず、一番簡単な理由は、「個人としてfacebookアカウントを持っていたから」です。
初心者らしくわかりやすい理由ですね、あまり何も考えていないというか。
当時の僕は、ネットサーフィンはよくやるけどSNSは使わないし見ないというスタンスでした。
TwitterもInstagramをアカウントを持っておらず、テレビで「Twitterで話題の◯◯!」なんて特集を見ても「ふーん」ってなもんでした。
そんな中、学生時代の友人と実名同士で繋がり合えるということもあって、facebookだけはアカウント登録していたんですね。
そこまで積極的に使っていたわけではないけど、年に1回くらい近況を投稿してみたり、高校の同級生の投稿をみて「今ニューヨークで働いてるんだー」なんて感慨にふけったり。
その程度ではありますが、数ある情報発信媒体の中で唯一使っていたのがfacebookだったので、とっつきやすかったんです。
facebookが最も集客しやすいと習った
「とっつきやすい」というだけで突っ走るのはあまりにも無謀なので、情報発信を始めるにあたってfacebook集客のセミナーにいくつか参加しました。
すると、どのセミナーでも「facebookはネットビジネス初心者でも集客しやすくてオススメです!」なんて言うもんですから、これはいけそうだなと思ったわけです。
まぁ、facebook集客のセミナーに行ってるんだからそりゃそう言うよねって話なんですけど、facebookで情報発信を始める根拠が欲しかった当時の僕には、これが響いちゃって。
今にして思えば、これが大きな失敗だったなと思います。
別にfacebook集客を否定するつもりはないんですよ。
だけども、「情報発信の正解は〇〇だ」みたいな凝り固まった考えを持ってしまったのが良くなかった。
正解が1つじゃないなんて当たり前なのに。
問題が変れば正解も変わることもあるのに。
当時の僕は『問題』の部分、つまり『どんな情報発信をしたいのか』や『情報発信でどんなビジネスを創り出したいのか』という部分をしっかり考えていなかったので、facebookでゴリゴリ集客することが全情報発信者の正解みたいな錯覚に陥っていました。
なぜfacebookで情報発信することを辞めたのか?
当時、どんな方法でfacebook集客を行っていたかざっくり説明します。
まずは、全く知らない人でもいいので友達申請を送りまくって友達の数を増やし、自分の投稿を多くの人に見てもらえる状況を作ります。
facebookの場合、友達の上限数は5,000人ですが、友達の友達のタイムラインにも自分の投稿を載せることが出来たりして、とにかく友達を増やせば多くの人に自分の存在をアピールできるんですね。
あとは、コメント周りやいいね周りをして動的なアカウントであることをアピールしつつ、自分の投稿に興味を持ってくれた人をfacebookメッセンジャーやLINE@へ誘導して、そこでチャットや通話を使い営業を行う。
そんなふうにして集客したお客さんに商品やサービスを販売する手法がトレンドで、僕自身多少なりともこのやり方を参考にfaebookでの情報発信を行っていました。
例えば、これが当時facebookに乗せていたLINE@への誘導バナー。
このバナー、今見たらめちゃくちゃ恥ずかしいんですよ。
- ただただ押し付けがましい
- バナーとして作りが雑
- 稼いだ金額を載せてるだけ
そもそも本来のビジネスって、何かしら信念や理念があってそれを達成するために実行するものじゃないですか。
このバナーには信念や理念がまるでなくて、ただ「お金稼げるよー」と言ってるだけ。
当時はただただ多くの人を集めるのが正しいと思っていたので、周りの情報発信者と同じように、「右向け右」の精神でお金稼ぎにのみフォーカスした発信をしていました。
だけど、このスタイルの情報発信には常に心のモヤモヤが付き纏っていて。
本当にこれでいいの?
俺ってこんなことやりたいの?
じゃあなんでこんなにも心がモヤモヤしていたのか。
それには、大きく分けて3つの理由あります。
文字通り『客を集める』だけのマーケティングに疲れた
facebook集客を辞めた本質的な理由は、
文字通りただ『客を集める』だけのマーケティングが自分には合わなかったからです。
facebookの利用者層は以下のように2極化しています。
facebook利用者層
- 比較的ネットリテラシーの低い”プライベート利用”の人
- 上記の人をターゲットにした集客目的の”ビジネス利用”の人
Facebookは旧友とのコネクションを保つための近況報告ツールと化していて、「先進的な情報を手に入れたい」というより「近況を報告し合いたい」とか「日常の備忘録や愚痴を吐き出したい」といった目的で使っている人が多いです。
どちらかというと、情報感度が低い人、所謂ネットリテラシーの低い人が多く集まっている傾向にあると思います。
そして、そんな人たちが集まるSNSだからこそ、集客目的で利用する人たちも多く存在します。
ネットリテラシーの低い人に向けて、「インターネット副業」や「仮想通貨投資」といったキーワードで興味を引き、「自分の知らない世界でお金を簡単に稼いでいる人がいる」と思わせる感じですね。
このようにして、「自分の知らない世界のお金稼ぎ」に興味を持ったプライベート利用のfacebookユーザーへ、商品やサービスを販売する代理店業のようなビジネスをしている人がfacebook上には溢れています。
そして、このビジネスモデルの是非は一旦置いておいて、僕はこの集客スタイルに疲れ果てました。
結局、facebook集客をしている人って、そのほとんどが全く同じやり口なんですよ。
- いかにも自由きままな暮らしをしている様子を投稿したり。
- 高級スーツに身を包んだ高尚なビジネスマンである様子を投稿したり。
- ホテル最上階の高級ディナーを当たり前のように食べていたり。
- モルディブの海でバカンスを楽しんでいたり。
- 格言っぽいふんわりとした自己啓発系の発信をしたり。
ネットリテラシーの低い層へ向けて、「お金を稼げばこうなれる」というすごく短絡的な発信をして興味を引くやり方ですね。
全員が全員同じことをやってるので、facebookのプライベート利用者層のパイの奪い合いをしているようなもの。
発信者が増えれば増えるほどに、自分のとれるパイは少なくなる、つまり稼げなくなる。
しかも、人を集めるためだけに発信してきたfacebook投稿は、すべて本当の自分じゃないハリボテのキャラクター。
こんなの疲れるに決まってるじゃないですか。
しかも、そうやって集客した人に向けて販売する商品やサービスが本当にその人のためになるかも分からないとなれば、より一層モチベーションは上がらない。
「パイを奪うために、お金を稼ぐためだけに、ただただ集客している」という状況が自分にとって耐え難かったんです。
シンプルにダサいfacebook上の自分が嫌いだった
本質的な理由は上述したとおりですね。
「ただ客を集めるだけのマーケティングが自分に合わなかった」ということに他ならない。
ただ、心のモヤモヤを抱えながらも一応facebook集客は出来ていたんですよ。
ある程度集客媒体として形になっている状況下で、スパッとfacebookを辞めることが出来た決定的な理由はこれです。
これは周りからカッコよく見られたいって意味じゃなくて、自分自身を主観的に見てカッコよくありたいってことです。
僕は90年代のHIPHOPが好きなんだけど、「何で?」って聞かれても「いや、だってかっこいいんだもん」としか答えられません。
ブログで記事を執筆する情報発信者として、感情を言語化出来ないっていうのは致命的な気もするんですけど、それでも言葉に表せないような「これはカッコいい、あれはかっこ悪い」という基準って人それぞれあると思うんですよ。
例えば、SNSで多発する炎上行為一つとっても、
- 炎上行為自体がかっこ悪い
- 自然な発言で炎上する人はかっこいいけど、炎上商法っぽい人はかっこ悪い
- 炎上商法でも何でも賢くやってる人はカッコいい
様々な基準があるし、どの基準が正解ってわけでもないと思います。
それを踏まえた上で、
格言っぽいけどよく読めば当たり前の内容の投稿をしたり、
人の目を引くためだけに高級ホテルのカフェで必死こいて写真撮ったり、
全然知らない人に何十通も友達申請を送りつけたり、
お互い興味もないのにコメントを付けあったり。
そんなことをfacebook上で繰り返している自分がこの上なくカッコ悪いと思ったんですよね。
だから辞めた。
シンプルに言えばそれだけのことなのかもしれません。
何度も言いますけど、facebookで集客するという行為自体が間違ってるとかは思ってません。
僕だってネットビジネスに取り組んでいる以上、時にはコンサルやサロンなど自分の生み出した企画を販売することもあるし、そのために集客を行うことは大切だと思っています。
これはやり方の問題。
僕は自分の好きな働き方を創り上げたくて、そのために理想を共有できる人たちと繋がりたくて、情報発信の世界に飛び込みました。

「お金を稼いで豪遊する」のが目的じゃなくて、「自分で創った大好きな働き方で自然に大きな収入を生んでいく」のが目的なんです(もちろん、その上で収入を最大化する行動も取っています)。
だとしたら、ただ「お金稼ぎ」だけにフォーカスして、偽りの自分をネット上で表現して最大の集客を目指すっていうのは、自分の目的と逆行しているし、それってダサいじゃないですか。
僕は普段、パジャマ姿に寝癖のまま都会の街へ出歩くことはありません。
なぜならカッコ悪いから。
何でって聞かれても純粋にカッコ悪いと思うからとしか言いようがないです。
パジャマ姿で大阪の梅田の街を歩き回ることは、自分にとっては恥ずかしくて精神衛生上宜しくないので、最低限の身だしなみは整えた上で梅田へ繰り出します。
これと一緒で、facebook上で偽りの自分を演じて「他の情報発信者と全く同じようなお金稼ぎにギラギラした発信」をする行為は、自分にとってカッコ悪く、精神的にも結構削られたので、このままじゃダメだとfacebook集客を辞めるに至りました。
情報発信媒体としての位置付けが中途半端
これはおまけ程度の理由なんですが、facebookって情報発信媒体としての位置付けがものすごく中途半端に思えます。
長い文章を投稿することも出来るし、写真もたくさん載せれるけど、タイムライン上を投稿が流れていってしまう。
これって、『TwitterやInstagram』と『ブログやサイト』の間くらいの位置付けに思えますよね。
実際、表面上は確かにそんな位置付けなんですけど、使ってみるとTwitterのデメリットとブログのデメリットを両方が色濃く反映されているように感じます。
例えばTwitterの場合、文字数制限があるので密度の濃い情報発信をする場所ではないけど、その分思い立ったときにすぐ発信でき、情報感度の高いユーザーが集まります。
僕の場合、Twitterは主に情報感度の高いユーザーと繋がり先進的な情報に触れるために使っているようなもので。

直近の出来事で知りたいことがあれば、google検索を行うよりも、Twitter検索を行ったほうがより答えにたどり着きやすいくらいですしね。
ただし、Twitterの投稿はタイムライン上を流れていってしまうので、その人の発信にどっぷりと触れる機会は少なく、ファン化が起こりにくいと言えるかもしれません。
一方ブログの場合、何にも制限されず自分自身を思うがままに表現でき、その表現がコンテンツとしてどんどん蓄積されていきます。
一度ブログに訪れた人は、その中に蓄積されたコンテンツに触れることで発信者自体に興味を持ってくれることもあり、ファン化が起こりやすい媒体と言えるでしょう。
ただし、良質なコンテンツを作っていかないとSEO上位表示されない、つまりは人に見てもらえないので、「多くの人に見てもらえるブログ」に成長するまで時間を要します。
Twitterのつぶやきとは違い、1記事書くのにも結構な労力や時間が必要ですからね。
このように、Twitterとブログは相補的な関係にあり、両方を情報発信に活用することは理にかなっていると言えます。
これに対して、facebookの場合、集客目的で人の目を引くためには1投稿でも豊富な写真と最低限の文章量は必須で、Twitterのつぶやきに比べれば遥かに労力がかかります。
もちろん、写真を使いまわしたり、文章を1ヶ月前の焼き直しにしたりと、いくらでもやり方はあるんですけど、そこはさっきから話している「カッコいいかカッコ悪いか」の問題。
誰も気づきはしないかもしれないけど、やっぱ自分の中で「このやり口ってダサいよな」と思うのであれば、やらない方が懸命です。
そして、苦労してfacebookの投稿を続けたところで、それはタイムライン上を流れていく一過性の記事や写真に過ぎない。
集客目的で利用するなら、1投稿にもそれなりに労力が必要であるにも関わらず、コンテンツとして集積されるものではないので、ファン化が起こやすい媒体でもない。
これこそがfacebookの特徴です。
facebookを辞めて集客の質が大きく変わった
当然のことながら、facebookを辞めると集客数は減ります。
だけど、facebook集客を辞めたことが僕のビジネスに何か悪影響を及ぼしたかと言うと、全くそんなことはなくて、むしろプラスの影響の方が遥かに大きいと感じています。
なぜなら、集客数が減ったとしても、集客の質が遥かに上がったから。
ブログやTwitterでは、自分の思うままに、そして正直に、ビジネスに取り組む上での信念や理念を表現することができ、その発信が他の人にはない自分だけの武器になります。
そうして僕のブログに集まってくれた人って、少なくともfacebook集客で集まってきた人に比べると僕自身の信念や理念を記事コンテンツから読み取ってくれている方が多い。
今はこれが本当に心地いいです。

僕の信念や理念に共感してくれる形で連絡を取ってくれたり、ときにはコンサルを受けたいと言ってくれる人もいて、facebookでゴリゴリ集客していた頃に比べると、理想像の近い仲間が集まってくるようにして良好なビジネスに発展する機会が多いですね。
信念とか理念とか言うとすごく堅苦しい高尚なイメージですけど、
要するに「僕って〇〇なライフスタイル目指してるんですよー」っていう「お金稼ぎ」よりも大きな目的意識をちゃんと提示できて、
それに対して「そのライフスタイルいいね、俺も乗った!」という形で仲間が増えていく感じです。
結果として、情報発信による収益化も十二分に達成できていますし、当時はサービスを販売して「はい終了!」だったビジネスが、今は良縁が良縁を呼んでクモの巣状に仲間の輪が拡がっていくようなビジネスに発展していっているので、本当に良かったなと。
ネット集客を行う上で大事なことって、「たくさん人を集めること」じゃなくて、「自分と近い理想を持った人を集めること」だと思うんです。
それこそが、本当の意味でのWebマーケティングのスキルじゃないかと。
facebookで友達申請しまくるとか、広告フィーをかけて大量に人を集めるとか、これって簡単なノウハウとお金さえあれば誰でも出来ますからね。
そういった意味でも、当Life Buffering Mediaを始めて、しっかり自分の信念や理念を伝える発信ができるようになったことは大きな成長に繋がったなと思うし、思い切ってfacebook集客を辞めて良かったなと思います。