• エックスサーバーで独自メールアドレスを取得する方法

    本記事では、エックスサーバーで独自メールアドレスを取得する方法を解説していきます。

    独自ドメインを取得してエックスレンタルサーバーに登録設定することで、そのドメイン名が入った世界に一つだけの独自メールアドレスを取得することができます。

    エックスサーバーでは、この独自メールアドレスを無料で、しかもいくつでも作成することができますので、本記事の手順に従ってまずは一つ独自メールアドレスを取得してみましょう。

    そもそもなぜ独自メールアドレスを取得すべきなのか?

    独自メールアドレスでは、@マーク以下が独自ドメイン名となります。

    例えば、当ブログのURLは「https://sou-hei.com」

    このうち「sou-hei.com」の部分がドメイン名となっています。

    世界にたった一つの僕だけのドメイン名です。

    そして、この独自ドメインでメールアドレスを取得する場合、@マーク以下にドメイン名が使用された以下のような独自メールアドレスを作ることができます。

    独自メールアドレス例

    • ◯◯◯@sou-hei.com

    ◯◯◯の部分は、独自メールアドレス取得時に自由に決めることができます。

    Gmailやyahooメールも無料で簡単に作れるんだし、わざわざ独自メールアドレスなんていらなくない?

    そう思うかもしれませんが、今後ブログを運営していく上で独自メールアドレスは絶対に取っておいた方がいいですね。

    なぜなら、独自メールアドレスを使用するだけでぐっと「公式感」が増すから。

    例えば、Twitterのプロフィール欄にこんな記載あったとします。

    Twitterプロフィール欄の一部抜粋

    • お仕事の依頼はこちらまで→◯◯◯@gmail.com
    • お仕事の依頼はこちらまで→◯◯◯@sou-hei.com

    どちらも同じ仕事依頼のメールアドレス表記ですが、「どちらの人に仕事を頼みたいか?」と考えると圧倒的に後者じゃないですか?

    誰でも作れるフリーメールのアドレスより、独自ドメインで取得した一点モノのアドレスの方が、信頼感のある発信者だなと感じるはず。

    ブログ運営をしていると、問い合わせメールの返答を行ったり、コンサル依頼を請け負ってその依頼者の相談を受けたりと、メールでやりとりを行う機会が多々あり、その際に独自メールアドレスを使った方が自身の信頼性を損なわずに済みます。

    どうせ独自ドメインを取得するのだから、そのついでに独自メールアドレスも取得しておいた方が今後ブログ運営を行う上で都合がいいということですね。

    サーバーパネルからメールアカウンと設定

    それでは具体的に、独自メールアドレスの取得方法を順を追って解説していきます。

    まずは、エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。

    参考 サーバーパネルエックスサーバー

    普段インフォパネルからログインしている方は、インフォパネルへログイン後、サーバー項目の「サーバー管理」からサーバーパネルへ入ってもOKです。

    参考 インフォパネルエックスサーバー

    サーバーパネルへログインしたら、メールアカウント設定をクリックしましょう。

    すると、エックスサーバーに設定登録しているドメイン名の一覧が表示されますので、その中から今回独自メールアドレスを取得したいドメイン名を選択します。

    上画像では、もとから設定登録されている「.xsvr.jp」のドメインを除き、3つのドメイン名が設定登録されています。

    この中で、今回独自メールアドレスを取得したい「.jp」のドメイン名を選択しました。

    そして、「選択する」をクリックしたら、「メールアカウント追加」タブをクリックし、各種情報を入力していきます。

    メールアカウントは、@マーク前が自分で自由に決めることできる文字列、@マーク以下がドメイン名と決まっています。

    @マーク前の文字列は何でも好きに入力すればいいのですが、どうせ独自メールアドレスは複数作れるので、用途に合った文字列にしておくと何かと分かりやすいですね。

    例えば、お問い合わせの受付用メールアドレスにするなら、「contact@ドメイン名」という表記にしておくと、問い合わせが入ったことが分かりやすいです。

    また、容量については1~5000まで選べる仕様になっていますが、初期設定の2000のままでも十分過去の受信メールを保存しておくことが可能です。

    何十個もブログを運営するわけじゃなければ、エックスサーバーの契約SSD容量がパンパンになることってあまりないと思うので(少なくとも僕はX10プランで複数のブログを運用していて十分容量の空きがあります)、メール容量を最大の5000に設定しても特段問題はないかと思いますが。

    ここで全ての入力が完了したら、「確認画面へ進む」をクリックしましょう。

    確認画面が出てくるので、ここは続けざまに「追加する」をクリック。

    これにて独自メールアドレスの取得完了です。

    「メールアカウント一覧」タブに戻ると、以下のように取得したメールアドレスが一覧に表示されているかと思います。

    エックスサーバーのWEBメールにログインして送受信

    独自メールアドレスを取得したら、今後そのアドレスを使ったメールの送受信はエックスサーバーのWEBメールにて行うことが可能です。

    WEBメールの専用ログインフォームは、先ほどの「メールアカウント一覧」に黄色囲い線で示すリンクをクリックして開きます。

    このページを閉じてしまった人は、以下から直接WEBメールログインフォームへ移ってください。

    参考 WEBメールログインフォームエックスサーバー

    WEBメールログインフォームを開いたら、取得したメールアドレスと、取得段階で登録したパスワードを入力しログイン。

    ログインすると、以下のようにシンプルなメールパネルが表示されますので、WEBメールのリンクをクリック。

    すると、WEBメールの送受信箱が表示されます。

    これを使って、ブログの問い合わせメールをチェックしたり、返信をしたりすることができます。

    終わりに

    以上が独自メールアドレスの取得手順となります。

    基本的に、独自ドメインど独自メールアドレスはセットと考えていいので、独自ドメインを取得した流れで最低一つはアドレスを取得するようにしましょう。

    ちなみに、エックスサーバーのメールパネルを使わないと送受信歴の確認や返信が出来ないのは非効率です。

    そのため、独自メールアドレスで受信したメールは、アクセス利便性の高いGmailなどの普段よく使うアドレスへ転送するといいですね。

    転送設定のやり方などは、以下の記事にて解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

    XサーバーのWEBメールが使いにくいのでGメールで送受信する一括管理設定をしました。