当『Life Buffering Media』や『Souhei’s Channel』で情報発信に取り組みはじめ、せどり初心者の方から相談を受ける機会が増えてきましたが、ほとんどの人は仕入れノウハウを追い求めていて、効率化については全くと言っていいほど意識していない印象をうけます。
しかしながら、「ネットビジネスをつうじてこれからの自分の働き方を創っていく」という真剣な想いを持ってせどりに取り組んでいる人は、ただノウハウを追い求めるのではなく、作業の効率化により自己実現を果たそうとするものです。
作業の効率化は、限界を超えて収入を大きく伸ばすために重要であるとともに、自分だけの働き方を創り上げるためにも非常に重要なんです。
そこで本記事では、なぜ効率化が重要であるのか、またどのように効率化を図っていけばよいのか、具体的に説明していきます。
効率化は次なるステップへの時間を生み出す
せどりにおけるあらゆる作業を効率化することは、次なるステップに移行するための時間を捻出することに繋がります。
例えば、1ヶ月に60時間費やして月商100万円を達成するよりも、1ヶ月に30時間費やして月商100万円を達成する方が、同じ月商100万円でも遥かに価値がありますよね。
効率化とは、この30時間の差を生み出すことなのです。
効率化を意識していない人は、60時間で月商100万円を達成できたら、次の月も同じように60時間かけて月商100万円を達成するか、あるいはさらに作業時間を増やして120時間で月商200万円を目指そうとします。
一方で、効率化を意識している人は、60時間の作業時間を30時間に減らすための行動をとります。
その間は月商が伸びなかったとしても、30時間削減を果たした後は、再び60時間かけて月商200万円を達成することも出来るし、削減した30時間で情報発信のようなビジネスに取り組むこともできます。
ただお金を稼ぐだけではなく、独立起業を目指して自分だけの働き方を創っていきたいと思うのであれば、せどりの作業をひたすら続けていても自己実現はできないし、情報発信は必須といっていいでしょう。
そういった意味でも、効率化により時間を生み出すことは、自己実現に向けての大きな足がかりになるのです。
以下の記事では、副業の限界を超えて月収100万円を達成したり、あるいは自己実現のために自分だけの自由な働き方を創り上げたりしたいときに、必ず実践すべきステップを解説していますが、効率化を図っていかなければ全てのステップを実践することなんて到底不可能です。
副業サラリーマンが月収100万円を達成する黄金パターンとは？
何の目的もなくネットビジネスに挑む人なんていないわけで、何らかの自己実現欲求に突き動かされて皆せどりに取り組むわけですから、単なるお小遣い稼ぎから抜け出す意味でも効率化に対する意識は徹底しましょう。
作業と同時進行で効率化を図る
初心者のうちはそんな考えを抱きがちです。
現に僕自身もそうでしたね。
ネットビジネスの中でも特にせどりは労働集約型のビジネスで、作業量が増えれば増えるほど実績も伸びていくという特徴があるので、ついつい仕入れや出品といった作業だけを優先してしまいがちです。
だけど、せどりで大きく収入を伸ばせるようになり、情報発信もはじめた今の僕自身からすれば、当時はものすごく時間を無駄にしていたなと思いますね。
作業と効率化って、決して別個になし得るものではないんです。
効率化のヒントは作業をこなす中にあるもので、作業をこなしながら「この時間勿体ないな」と気づいたときに、その勿体ない時間を削減するアイデアが生まれるものです。
作業をこなし終えてから効率化を考える人と、作業をこなしながら効率化を考える人とでは、短期的な目線では前者の方がはやく収入が伸びていくのですが、長期的な目線では後者の方が圧倒的にはやく目的を達成することができます。
だからこそ、ただ黙々と作業をこなすのではなく、常に効率化できないかを考えつつ作業し、アイデアが浮かべば後回しにせず効率化のための行動をとる必要があるんです。
お金はいくらでも増やせますが、時間は有限で最も貴重な財産なので、そんな財産を無駄に消費しないように効率化への意識は徹底しましょう。
せどりの効率化は小さな工夫の積み重ね
それでは、高い意識を持ってせどりに取り組んでいる人は、どうやって効率化を図っているのかというと、その答えは単純明快で、誰しもが感じるちょっとした時間の無駄を小さな工夫によって短縮しているにすぎないのです。
例えば、ネットショップから商品を仕入れるとき、ネットショップ名を検索エンジンに入れて検索し、目的のネットショップに入るという行為を繰り返していたとします。
このとき、効率化を意識しているのであれば、「仕入れの度にネットショップを検索するのは時間が勿体ないな」と感じるが普通であり、この無駄を削減するためにネットショップをブックマーク登録しておくという策を講じるわけです。
こんなことは、特に意識しなくても誰もが行っている効率化ですけどね。
その他にも、例えば、送り先住所情報やクレジットカード情報を登録できないネットショップから商品を仕入れるときに、毎回各情報をキーボード入力していたとします。
このとき、「毎回住所をキーボード入力するのは面倒だな」と感じるのが普通で、これに対する解決策を考えるわけです。
解決策の一例としては、辞書ツールを導入して短縮文字入力できるように設定しておく方法がありますね。
例えばGoogle 日本語入力をインストールし、「じゅうしょ」と入力して変換キーを押せば送り先住所に変換されるように設定すれば、毎回送り先住所を全文入力する必要がなくなります。
参考 辞書ツール『Google日本語入力』グーグル日本語入力このような小さな工夫は、一つでは数秒～数分の小さな効率化に過ぎませんが、数百集まることで数時間の大きな効率化に繋がりますので、優先的に取り組んでいきましょう。
その他にも効率化に関する記事をいくつか執筆していますので、こちら参考に「如何にして作業時間を短縮するか」を考えてください。
電脳せどりで絶対に押さえておきたい5種類のショートカットキー
電脳せどりのリサーチを超効率化する拡張機能の導入方法とは？
電脳せどりの仕入れを極限まで効率化するパソコン周辺環境を公開！
終わりに
これからせどりで大きく収入を伸ばすため、あるいはせどりをつうじて自分だけの働き方を創っていくことで独立起業を果たすためには、効率化に対する意識を徹底することが大切です。
ノウハウだけを追い求めて思考停止していては、いつまでたっても自己実現を果たすことができないので、初心者のうちから如何にして効率化するかを考えながら行動するといいですよ。
