最近になって副業による月収が100万円を超えました。
正確には来月の入金で達成という形になりそうなのですが、副業をはじめてから約2年という月日が経っており、結構時間がかかったなというのが率直な感想です。
といっても、1年半くらいは空いた時間でせどりの作業をひたすら繰り返していただけだったり、病気で長期療養していた期間もあったりと、回り道もたくさんしたので、なんとかここまでこれてよかったなとも思います。
病気やケガに備えて副業せどりを自動化しよう独立起業に向けて『自分だけの楽しい働き方を発明すること』が僕の目標でもあるので、月収100万円という数字にそこまでこだわりがあったわけじゃないんですけど、それでもようやく一つの段階を突破したなという気持ちですね。
- 副業をやってみたい人
- 副業を始めたての人
- 副業で行き詰まっている人
そんな人たちにとっては、月収100万円という数字は一つの大きな目標になるんでしょうね。
ブログ読者さんやコンサル生とLINE通話をする機会に、「どれくらい稼ぎたいですか?」と聞くと、大抵「とりあえず月収100万円稼ぎたいです!」という答えが返ってきます。
本来大事なのは、『いくら稼ぐか』ではなく『どんな仕事で稼ぐか』なんですけど、それでもまだお金にしかフォーカス出来ていないうちは、金額的目標を持つことも必要だし、何より夢のある数字を目指さないと頑張れないですからね。
ということで今回は、実際に副業で月収100万円を達成してみて、どのように生活や心境が変わったのかをお話ししてみたいと思います。
副業会社員は情報発信によって月収100万円を達成する
僕は副業で月収100万円超えを達成しましたが、取り組んでいるビジネスは一つではありません。
- 物販(主に国内転売せどり)
- 情報発信
- メディア運営
物販で実績を上げてからは、外注できる作業を全て外注化。
その後、ブログやyoutubeをつうじた情報発信により、主にせどりをメインとしたインターネットビジネスのコンサルティングを行うようになりました。
ここで身につけたWebマーケティングやブランディングの知識を活かし、新たなコンサル企画の立ち上げや、当Life Buffering Media以外にもブログメディアを運営しはじめました。
そんなこんなで、『自分にとって楽しい働き方』ができるように複合的にビジネスを組み合わせ、月収100万円超えを達成しているのが実情です。
以前に副業でも月収100万円を達成できる黄金パターンについて記事を執筆しましたが、基本的にはこの流れに従って(株式やFXなどの投資はしていませんが)、目的を達成できた感じですね。
副業サラリーマンが月収100万円を達成する黄金パターンとは?まずは既存の何らかのネットビジネスで月数万円を稼ぐという実績を出し、不要な作業は外に投げて(外注化して)自分自身の時間を確保し、その時間で情報発信をすることにより新たなビジネスを生み出していくと。
おおまかに言えばこんな流れをくんでいます。
実際のところ、せどりの作業だけをひたすら一人で続けるだけでもそれなりに収益はあがります。
特に専業でせどりに取り組むような場合は、多大な作業時間を確保できるので、それだけで月収100万円を達成することも十分に出来ると思います。
ただ、自ら作業を繰り返す行為は必ず時間的な限界が訪れるため、収入の頭打ちは避けられません。
そして何より、僕が副業に取り組む目的はあくまで自分だけのとにかく楽しい働き方を創り上げることなので、単純作業をただひたすら繰り返すことでお金を稼ぐことに終始してしまうと目的に合わないんです。
もちろんお金はあった方がいいに決まってますけど、充実感で満たされたストレスフリーな働き方で稼ぐ道のりすらも楽しく生きていきたいので、情報発信をとおして自分の働き方を創っていきたいんですよね。
今はせどりの利益が収入の中核を担っており、情報発信をとおしてせどりのコンサルを行うことがせどりに付随した収入源となっていますが、これから半年~1年ほどの期間でせどりと情報発信の役割を逆転させていき、独立起業まで突っ走りたいと思っています。
情報発信が収入の中核となるようにさらに注力し、コンサル内容もせどりに限らずWebマーケティングやブランディングといった領域にまで広げていくことで、単なる「せどりで稼いでいる人」から脱して「働き方を創る人」となり、自分だけの働き方を創っていきたい人たちで形成された集団のハブのような存在になることが当面の目標ですね。
ちょっと話が脱線しましたが、時間がない中でせどりに取り組む会社員や、将来的には独立起業して自分のビジネスを持ちたいと思っている人は、単にせどりだけを繰り返すというより情報発信も合わせてビジネスを生み出す側に回ることで月収100万円を達成するのが理想ですね。
月収100万円では生活面はあまり変わらない
そんなこんなで月収100万円を突破した僕ですが、結論から言ってしまうと日々の生活はそれほど変わっていません。
特別高い買い物もしていませんし、タワーマンションに住むとか高級外車を乗り回すとかいった夢も特にはありません。
というより、大きく生活水準を上げる理由がないです。
大前提として、僕には「お金を稼ぎまくって甘美な生活を送ってやるぜ!」みたいなモチベーションがありません。
もちろんお金はある方がいいし、インターネットビジネスに取り組む上で収益の最大化は常に目指していますけど、今のモチベーションって“お金”よりも“ライフスタイル”なんですよね。
会社での仕事に耐える続ける毎日じゃなく、もっとエモーショナルな日々を送れるように、働き方そのものをつくっていきたい。
この景色超エモいなーとか、あのイベント最高だなーとか、そんな体験的価値が得られる毎日にしたいわけでして、その価値って金額で計れるものじゃないから、大金持ちになってタワーマンションや高級外車を手にすることが全てじゃないんです。
ちなみに、物理的に考えて、月収100万円程度ではとんでもなくリッチな生活なんて送れません。
こちらの本を読むと、なるほどなと考えさせられるんですが、意外と年収1000万円ベースの生活ってデメリットもあるんですよね。
大まかにいえば、年収1000万円レベルの人にはこんなデメリットがあります。
- 所得税率がぐんと上がる
- 児童手当や学費無料化などの大きな控除が受けられない
- 身の丈に合わない住宅や車の購入でローンが生活を圧迫する
年収1,000万円を超えると、所得税率が上がったり各種控除が受けられなかったり、一般的な年収のご家庭に比べてお金が出ていく機会が多いです。
それに、「年収1,000万円超えの勝ち組だ!」みたいなマインドが根付いてしまうと、ちょっと背伸びして大きな買い物をしてしまいがちで、そのローンが生活を圧迫していきます。
ちなみに、事業の売上が1000万円を超えると所得税などとは別に消費税も支払う必要があります。
例えば、物販系のネットビジネスで月収100万円を超えて独立起業した人であれば、当然ながら売上は1,000万円を有に超えているので、消費税ものしかかってくるということですね。
それこそ年収3,000万円くらいを超えてくると全く問題にならないんですけど、中途半端に年収が高いと数々のデメリットによる影響がでかいわけです。
…何か夢のない暗い話になってしまいましたね。
まあ、そうは言っても自分の生活レベルを見誤らなければ、普通に会社員として給料をもらうだけの生活をしているより、よっぽど充実した生活を送ることができるので、別に怖がる必要はないです。
僕としても、昔なら「ちょっと高いな…辞めておこうかな…」と思っていた出費をあまり気にしなくなりましたし、その出費が上述したエモーショナルな体験を生んでくれることも多々あるので、生活の充実度は確実に増したと思います。
あとは、自己投資に対して躊躇なくお金を使えるようになるのもメリットですね。
いわゆるネットビジネスに関する自己投資といえば、コンサルティングやビジネスサロンなどが思い浮かびますが、これらは『車や住宅ほど高くないけど、給料から支払うには高い』という微妙なラインの出費なんですよ。
だけど、自己投資して得られるものって本当に大きくて、副収入を得ることにより自己投資に躊躇なくお金をかけることができるっていうのは、結構なメリットになります。
自己投資を会社にした20代と自分にした30代|本気で人生変わった体験。月収100万円達成すると心境が大きく変化する
月収100万円を達成しても生活面に劇的な変化があるわけではないですが、心境面では大きな変化が起こります。
僕自身に起こった心境の変化は、大きく分けて2つです。
本業に頼らず生きられる安心感
月収100万円を達成すると本業に頼らなくても生きていけるという安心感を得ることが出来ます。
会社員の手取りを少し超えた程度では「副業で稼げているとはいえ本業を辞めてしまうと生活していけるかわからない」という不安が付きまといますが、さすがに月収100万円も超えると「もしも本業がなくなっても何とか生きていけるだろう」と楽観的に考えられるようになりますね。
副業の月収が十数万円の頃って、副業はあくまで本業に従属する副収入源という位置づけなんですが、100万円を超えると本業からは完全に独立した収入源という位置付けに変わるんです。
そうすると、副業だけでも十分生きていけるという安心感が手に入るんですよ。
当たり前ですけど副業で大きく稼いだからといって必ずしも本業を辞める必要はないです。
ただ、「本業を辞めてもいい」という人生の選択肢が一つ増えることは、心に大きな余裕をもたらします。
僕自身も、今は国際特許事務所で働きながら副業でネットビジネスをしているんですけど、副業で月収100万円を本格的に目指せるようになった頃から「本業を辞めてでも自分だけの楽しい働き方を創って独立起業したいな」と本気で思えるようになりました。
自分自身の意思で本業・副業を取捨選択できるという状況の中で、将来の自分の生き方に希望を持てるようになるので、日々の仕事に対して気持ちが楽になりますね。
このプロジェクト失敗したら終わりだ…
明日も仕事に行かないといけない…
こんな気持ちで仕事に取り組むのは気が滅入りますけど、副業で月収100万円を達成すると気持ちの面で大きな変化が生まれます。
最悪、明日仕事に行かなくても大丈夫!
もっと上を目指したいという向上心
副業で1円も稼げていないうちは月収数十万円すら想像もつかないと思います。
ところが、不思議なもので月収100万円を達成すると月収200~300万円の世界が想像できるようになります。
月収100万円を達成するまでビジネスに取り組んだことによって、この先何をやればさらに収入を伸ばせるかわかるようになっているといった感じです。
月収0円の頃に想像していた100万円より、月収100万円の時点で想像する月収200~300万円の方が遥かに現実的なんです。
たとえ月収100万円の時点で月収200~300万円を達成する手段がわからなかったとしても、「実際に達成している人のコンサルを受けてみよう」「自分が目指す未来に到達している人から学ぼう」という素直な気持ちで自己投資が出来るので、「100万円なんて達成出来るかなぁ」と思っていた頃よりも気持ちが楽なんですよね。
もちろん、『月収を伸ばす=上を目指す』ってことじゃないんですよ。
何でも言っているととおり、大金持ちになってお金を使いまくって甘美な生活を送るのが大正義ってわけじゃないですから。
ただ、月収100万円という明確な数字目標を立て、それを達成することは、次なるステップアップのための大きなモチベーションになります。
そうやって自己成長を遂げていけば、見える世界も関わる人たちも変わっていくので、自分の思うままにライフスタイルをカスタマイズできる環境が整っていくイメージですね。
副業に取り組んでいると、モチベーションが高いのは最初だけでなかなか続かないって言うじゃないですか。
確かに、副業初期ってものすごい決意と情熱をもって始めるので、嫌がおうにも徐々にその熱は冷めていき、「もう面倒だな…」なんて気持ちが湧く時期が必ず訪れます。
だけど、その時期を超えて目標を達成することができたら、以降のモチベーションはうなぎのぼりです。
僕自身振り返ってみると、何となく副業をはじめた当初よりも、月収100万円を達成してこの先の明確な目標に向けて頑張っている今の方が、圧倒的にモチベーションが高いしずっと維持出来てるなと感じますね。
終わりに
月収100万円という数字は、生活面ではそれほど大きな影響はありませんが、心情面で明らかな変化をもたらしました。
副業でも決して不可能な数字ではありませんし、何より自分自身の未来を切り開く上で丁度良い目標になると思いますので、是非チャレンジしてみてほしいですね。