• せどりの仕入れを実践報告。久しぶりに1日車で店舗を回って25万円ほど仕入れをしました。

    すごく久しぶりに、思い立って実店鋪で仕入れをするため車を走らせました。

    ネット上でよく見る仕入れツアーみたいなものですね、一人だけど。

    最近ではWebマーケティングを活かしたコンサルティングの提供や、ビジネスサロンの運営準備なんかをメインに活動しているので、物販に関しては隙間時間にPCで仕入れを行うようになり、実際の店舗を回っての仕入れっていうのは数カ月ぶりでした。

    電脳せどりメインに切り替えて活動をはじめてからも、実店鋪でのせどりは月1回くらい行っていたんですが、「自由でやりがいのある自分だけの働き方」を創り上げようと日々奔走していると、どうしてもPC前での作業にリソースを割きがちで実店鋪へわざわざ出向く機会が減っていくんですよね。

    僕が実店舗せどりから電脳せどりに切り替えた3つの理由

    そうは言っても、初心者のうちは電脳だけでは十分な仕入れが出来なかったりもするので、いずれは全作業をPCで完結させるにしても、最初の実績づくりの段階では実店鋪でのせどりにも取り組んだ方がベターかなと個人的には思います。

    本記事では、先日の実店鋪仕入れの一連の流れや、そのとき考えていたことなんかをまとめていきます。

    当日の朝に思い立って仕入れルートを組む

    家族が実家へ帰省中で、しかも前日にPCをコワーキングスペースへ置いてきてしまい、家族と遊ぶことも出来なければ作業も出来ないという暇な1日が出来てしまったので、当日の朝に「久々に車で仕入れに回ろうかな」と思い立ちました。

    独立起業すると時間の使い方は自分次第なので、すごく穏やかに毎日を過ごすことができ、自分がやりたいと思ったタイミングでやりたいことを出来るのが自由で楽しいです。

    ただ、コンサル生なんかにはよく言うんですけど、実店鋪で仕入れを行う場合は事前準備がめちゃくちゃ大事です。

    せどりの仕入れを実店舗で行う場合の手順を具体的に解説します。

    仕入れルートや予定表を事前に作成しておくと尚良し。

    これだけでも仕入れ効率は何倍にも跳ね上がるので、最初は前日のうちから仕入れ当日の仕入れルートや予定時間なんかをきっちり決めておくのが圧倒的正義です。

    • 1日かけて回る店のピックアップ
    • 各店舗を最短で回る車ルートの作成
    • 各店舗の滞在時間の目安

    これくらいは決めておくと当日そのとおりのスケジュールで効率よく店舗を回っていけるので、何も決めず行き当たりばったりで仕入れに出掛けるよりも多くの商品をリサーチすることが出来ますよ。

    僕の場合は過去に何度も実店鋪を回っており、自分の中で何パターンか仕入れルートを持っているので、当日の朝からでもすぐにスケジュールを決めてスタートできました。

    事前にセール情報を掴んでおくと仕入れ効率が上がる

    GW真っ只中のため道が込んでいましたが、さっと車を走らせてまず近くの2店舗で仕入れを行いました。

    この2店舗は、朝出掛ける前にネットチラシでセール情報を掴んでいたので、事前にある程度リサーチした上で店舗内ではさっと会計を済ませて次へ移動した感じです。

    実店鋪でせどりを行う場合は、必ず事前にセールやキャンペーンの開催の有無をチェックしておき、「セールのおかげで明らかに仕入れやすそうだな」という店舗を優先して仕入れルートに組んでおくべきです。

    丸一日消化して仕入れに出向く以上は、より多く仕入れが出来るにこしたことはないですし、何より確実に仕入れが出来るタイミングで仕入れに回った方が当日のモチベーションも維持できます。

    今回はGW中だったので、結構セールをやっている店舗がありましたね。

    GWやお盆休みといった大型連休のタイミングは、各店舗で大々的なセールを行っていることが多いので、そういったタイミングで仕入れに出掛けるとより効率的にせどりを行うことが出来ます。

    同一商品の大量仕入れで一気に仕入額が跳ね上がる

    次に、3店舗目で家電量販店(ヤマダ電機)に到着しました。

    家電量販店は専有面積が広く、全ての棚をしらみ潰しにリサーチしていても時間の無駄なので、レジ前の値下げ商品、ワゴンセール、展示処分品などを中心にさっとリサーチするのが効率的ですね。

    今回はこのヤマダ電機で、利益が取れそうなLED拡大鏡が見つかったのですが、店頭に20個ほど在庫が並んでおり、投げ売りされた状態だったので複数一気に購入しました。

    電脳せどりの場合、そもそも在庫数が少なかったり、あるいはアカウントごとに購入個数制限がかかったりすることが多いので、数十個単位で同一商品を無数に仕入れできるケースは少ないです。

    それに対して、実店鋪では、店頭に大量の商品が残っており、お店側としてもはやく処分したいという意思でそれらが投げ売りされていることがあるので、今回のように1つでも利益が出そうな商品が見つかればこれを大量に仕入れることが可能だったりします。

    もちろん、大量購入に関するルールは店舗によって違うので、お店側に迷惑がかからないようにそのルールの範囲で仕入れるべきですが。

    余談ですが、僕は同一商品を大量に仕入れる際には必ず1~2個は店頭に残しておくことにしています。

    そもそも店舗側は在庫処分したいと思っているはずだし、誰もその商品に見向きもしないとなると、全部仕入れちゃっても何の問題もないんですけど、もしかしたらその商品が欲しくて店頭に足を運ぶ人が1人や2人はいるかもしれないので、一応少しだけ残しておくことを自分ルールにしていますね。

    見つからなければ潔く諦めて移動することが大事

    4店舗目も家電量販店へ出向きましたが、ほぼ収穫はなし。

    せどり初心者の方はよく勘違いしてるんですけど、「出来る人はどこでも仕入れが出来る」なんてことは絶対ないです。

    いつも大量の仕入れが出来ているように見える実績者であっても、1店舗ごとに見れば不発で終わることだって当然のようにあります。

    初心者の僕はこのお店で1万円しか仕入れできなかったけど、月商300万円以上の実績がある情報発信者ならこのお店でも何十万円と仕入れが出来るんだろうなぁ…

    なんて羨ましい感情を勝手に頂いている人がいるんですが、そのお店に本当に仕入れられる商品がないのなら、どれだけ大きな実績を持つ人だってあなたと同じように1万円しか仕入れられないです。

    じゃあ初心者と中上級者の何が違うかと言えば、答えは一つで。

    初心者は仕入れられない店舗に留まってリサーチを続けいたずらに時間を費やし、中上級者は仕入れられない店舗に素早く見切りをつけて次の店舗へ移動する

    意外とこれが全てだったりしますね。

    見つからないときはいくら探しても見つからないので、そこで粘り続けて貴重な時間を浪費したり、それでも見つからなくてモチベーションが下がったりするよりは、さっさと諦めて次の店舗へ移る方が断然いいです。

    ということで、4店舗目で思うような仕入れが出来なかった僕ですが、さっさと諦めて昼食へ向かい、午後からの店舗まわりに備えました。

    まぁ、昼食終わりの5店舗目も結局対した量は仕入れられなかったんですが、ここまで5店舗一気に回ったことで気が付けば車のトランクは仕入れ商品でいっぱいになってきました。

    仕入れられない店舗に留まって1~2店舗しか回れなかった場合、絶対にこうはならないので、仕入れ出来ない店舗に当たってもすぐに気持ちを切り替えて次の店舗へ移りましょう。

    得意分野の仕入れ店舗を必ず組み込んでおく

    6店舗目はブックオフに出向いて仕入れを行いました。

    僕はせどり開始当初からゲームせどりをメインで取り組んでおり、中古ゲームの仕入れはすごく得意なので、いつもどおり結構な量の仕入れが出来ましたね。

    ゲームせどりの特徴を徹底解説!3種類のゲームでバランスよく稼ごう!

    実店鋪を回って仕入れを行う際は、自分の得意分野の仕入れが出来る店舗を仕入れルートに組み込んでおくといいです。

    絶対仕入れが出来るだろうという自信を持てる店舗をルートに組み込んでおくことで、「少なくとも成果ゼロで終わるようなことはない」という安心感が得られる上に、その店舗でタイムスケジュールの調整ができます。

    例えば今回の僕の場合、6店舗目のブックオフに到着した段階で事前に想定していたタイムスケジュールが30~60分ほど押しており、このままでは最後に寄ろうと思っていた店舗に寄れない可能性がありました。

    そこで、得意ジャンルの中古ゲームせどりが出来るこのブックオフで、リサーチを巻きで終わらせ、店舗滞在時間を短く済ませました。

    中古せどりは、初心者のうちは棚に並んでいる全商品をリサーチしなければ仕入れ出来る商品の検討も付かないので、仕入れにかなりの時間を要するのですが、慣れてきて目利きでの仕入れが出来るようになるとほとんどリサーチしなくてもパッと見で利益が取れそうな商品をかごにポンポン入れていけるので、新品せどりよりも素早く仕入れが出来るようになるんですよ。

    そういった意味で、ゲームでもCDでもDVDでもいいので(個人的にはゲームが圧倒的にオススメですが)、時間をかけて中古商品のリサーチを繰り返し、ある程度目利きが出来るレベルまでスキルアップしておくと強いですね。

    後半だれないように気をつける

    6店舗目を終えた晩ごはんを食べ、最後にまた別のブックオフとゲオに寄ってゲームを仕入れて帰宅しました。

    今回回った店舗数は全部で8店舗ですね。

    丸一日実店鋪を車で回っていると、すごく疲れるし後半だれてくるので、最後まで集中して仕入れに取り組めるように気をつけたいですね。

    僕の場合は、個人的に得意な中古ゲームせどりができる店舗を仕入れルートの最後の方に持ってくることで、後半にあまり気をはらなくても仕入れが出来るようにしていました。

    そして、全ての仕入れを終えて帰宅。

    写真に入り切らなかったのでこれで全部ではありませんが、合計約25万円ほどの仕入れとなりました。

    想定どおり売れてくれれば50万円ほどの売上が見込めるとともに、見込利益にすると10~13万円くらいですかね。

    まぁ見込み利益なんてのは何の意味もない数字なので、「1日使えば実店鋪でもそれなりに仕入れが出来るものなんだな」くらいに思ってもらえればOKです。

    検品・梱包・発送に関しては外注さんにまかせているので、あとはこれを外注さんに引き渡して完了です!

    最後に

    久々の実店鋪せどりだったので、新鮮な気持ちで取り組めてすごく楽しかったです。

    ただ、自分自身の今のフェーズを考えると、積極的に取り組む必要があるかと言えば、ちょっと微妙なところですね。

    今の自分は電脳せどりだけでも十分売上を作れますし、何より「せわしなく商品を仕入れ回ってそれを売ることを繰り返す毎日」を送りたい訳ではないので、もっと発信やコンサルに力を注いでいきたいなと。

    ただ、発信やコンサルを行う上で自分自身のスキルを高めることも重要ですし、何より独立起業に向けてのスタートアップをサポートしていると「電脳せどりだけではなく実店鋪せどりにも取り組む人」の方が圧倒的にはやく結果が出て独立の一歩を踏み出していることを実感するので、やはり今後も電脳と並行してサポート出来るようにしておきたいと思っています。

    ちなみに、今回の記事は簡単に言ってしまうと「仕入れ報告記事」でしかないのですが、実店鋪を回る際に大切なことをめちゃくちゃ詰め込んだつもりなので、よく読んで参考にしてもらえると幸いです。